沖縄県で少女が昨年12月に米兵から性的暴行を受けていたことが、地元の報道機関によって明らかになったのがつい6月末、
その後、5月にも沖縄で女性が別の米兵に性的暴行を受けていたことがやはり地元の報道機関によって明らかになった。
そして7月1日の県議会の沖縄県警安里準(あさとひとし)刑事部長の答弁で報道発表していない米軍人らによる性的暴行事件が他にも3件あることがわかった。
沖縄県では、昨年以降少なくとも5件の米兵らによる性的暴行事件があり、それらが隠蔽されていたことになるのだ。
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東京新聞7月3日 |
さらに沖縄の地元紙沖縄タイムスが、米軍基地を抱える他県の県警、警視庁に米軍関係者による性犯罪について聞いたところ、逮捕・告発は神奈川2件、青森2件、山口1件の計5件あり、いずれも報道発表していないことを7月14日に報じている。(沖縄タイムス)
19日には毎日新聞が東京でも2021年から23年に摘発件数が3件あり、警視庁は東京都に通報せず、23年の1件については公表もしていなかったことを報じた。
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東京新聞7月19日 |
本日、是非ともご視聴いただきたいのは、デモクラシータイムス
冒頭、鈴木耕さんが、今回の事件は地元紙、地元テレビが明らかにしたこと。もし、地元メディアが動いて報じなかったら隠蔽され続けたかもしれないと。
戦中からずっと続く米兵による沖縄の少女、女性への性暴力。
1995年には米兵3人による少女暴行事件、2016年には散歩中の女性が米軍属に強姦されて殺害される事件が起こり、県民の怒りは爆発している。
一方で政府は起こった事件の隠蔽に動くという事態。
アメリカは今回の事件でも謝罪なく、米軍の綱紀粛正もなされていない。
今回の少女への性暴力は、少女の生活圏内での誘拐、連れ去りの上の性暴力であり、米兵本人が否認しているにも関わらず釈放された。
MCの三宅さんは弁護士で、人質司法を許さない立場だけれど、この事件で保釈するのかと、語気を強めた。日本人がこの事件を犯したら100%保釈されないと。
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東京新聞6月29日 |
安和(あわ)桟橋の事故では、辺野古移設反対の抗議をしていた女性が埋め立て土砂を運ぶダンプに巻き込まれ重傷を負い、警備員が死亡した。
東京新聞の報道ですら、ダンプカーに抗議するため車道に出た女性と、止めに入った警備員がダンプに巻き込まれたと記されており、抗議の女性が体当たりでもしたようなことをイメージしてしまう。
しかし、北山田さんの話を聞くと、想像とは大分違う。まず日頃の抗議行動についても、牛歩をして、終わった後に合図の元、ダンプカーが行くということが暗黙のルールでずっとそれが守られてきていたと言うこと。
今後事故が事実とは異なった内容で報じられ、それが利用され沖縄住民の意思表示である抗議行動が抑圧されていくのではないかと心配になる。
最後にもう一度、ご視聴のお勧めです。
デモクラシータイムス【うりずん通信】米兵の性犯罪と名護 安和桟橋の事故←こちらをクリック
出演 元山仁士郎さん、照屋剛志さん(沖縄タイムス)MC三宅千晶 鈴木耕さん
ゲスト 北上田毅さん
北山毅さんのブログ チョイさんの沖縄日記
今日の沖縄の最高気温は33度、最低気温は27度、晴れ時々曇りの予報です。
東京の最高気温は39度、最低気温は30度、晴れの予報です。
今日は東京の方が沖縄より暑くなる予報です。
今週も暑さ対策を万全に生きて参りましょう。
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