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2016年3月31日木曜日

ドラキュラが見た年度末





清掃かと思ったら、看板の書き換えだった。
そういえば最近どこかの政党の名前も、 だな。

閉じる店に、お疲れ様でしたの花輪が目にしみる。
よく見ると、こちらは既に看板を取り外している。
中では慰労会が行われているようだった。
常連さんたちだろう。
確かラーメン屋だったと思う。
健康な時から通い続けていたラーメン屋も年度末を待たず2月にシャッターを下ろしたままだ。
ドラキュラの心にぽっかり穴が空いてしまった。

一方、こちらはニューオープンの飲食店だ。
お祝いの花輪が並ぶ。
飲食店の興亡は本当に激しいな。
水仙の香りがマスクから入り込んできて、横断歩道を渡ったら、刷毛の入ったペンキの缶を抱える人に出くわした。

 ハンバーガーショップのペンキ塗り替えだった。





27年度末の東京は、
最高気温20度、最低気温10度、晴れ時々曇りの予報です。
太陽サンサン、ぐっと暑くなるようで、かなり憂鬱なドラキュラです。
道路も混むであろうこんな日は、いつも以上に地獄の通院だな。
皆様は、デスクの移動?挨拶回り?
みんなみんな大変なんだな。

2016年3月30日水曜日

W杯2次予選、日本がシリアに大量得点で勝利



埼玉スタジアムで行われた
2次予選の大一番
対シリア戦は、
5対0で日本が圧勝した。
日本(FIFAランク56位)に続く2位につけていたシリア(FIFAランク123位)を下したことで、
日本は、2次予選1位通過で最終予選に臨むこととなった。
青山フラワーマーケット

無失点での、ビッグな勝利を祝って、
久々にビッグマックを食べた。
図に乗って、光線過敏の症状を重くするアレルギーのレタス外しをお願いしたら、
あっさりオーケーしてくれた。
シリアを無失点で抑えたけれど、ヒヤヒヤ場面もあった。試合後のインンタビューで吉田選手が、チームを含め自戒の念を込めた締まったコメントをした。
こういう固い表情での吉田選手のコメントは初めて聞いたような気がする。
侍ブルーならぬデルフトブルーのヒヤシンスをどうぞ。
ちなみにデルフトは、オランダの陶器の産地名 だそうです。
しかし同時に、シリア代表選手達が日本に遠征するのは、いろいろな意味で大変なことだろう。練習環境なども憂慮する。

2016年3月29日火曜日

続続赤の女

青山フラワーマーケット

もう赤の女に会うことはないのではないか。
と思っていた。
その思いは、なんとなくだけれど、
あの日以来カフェで姿を見ることはなかった。
私は、相変わらずラジオ体操に参加する子供のように、夜のカフェに通い続けて皆勤賞だ。
ついに先週末にカードを作った。
カフェの窓に流れるバスや人々を見ながら
赤の女のことを考えていた。
昨晩も。
きっとこの地に少しの間だけ仕事があったのだろう。
赤のタイツ、赤の服、目玉おやじをつなげたネックレス、大きなリボンのカチューシャ、
アパレル関係の仕事ではないだろうか。
そんなことを考えていると、
テーブルのその先に赤の女が、
パープルだった。
春になって、赤の女がパープルに変わった。
変わったから、そうとわかるのに数秒かかった。
カチューシャで、確信した。
隣席に座ろうとしている赤の女に、杖を気持ち自分の方に引き寄せると、赤の女は軽く会釈した。
上から下までパープルというわけではなかったけれど、
パープルの8枚はぎのミモレ丈フレアスカートの主張が強くて、パープルの女だった。
パープルの厚手の綿生地には、家紋のようにまあるいブランドロゴの刺繍が模様のようにあった。
同じく厚手の綿の黒のボレロ風のカットソーを羽織っていた。胸には8ミリ玉の真珠が5つ並んだピンブローチをつけていた。目玉親父ではなく普通の真珠だった。
タイツは、パープルではなく黒だったから、今回は志茂田景樹さん女性版ではなく、
お洒落で、キュートなパンジーかビオラのようだった。
カチューシャは、何気に、また違って、
黒の水玉のオーガンジーの大きなリボンが、ヤモリのように頭に貼り付いていた。

昨晩は、スマホをいじったまま顔も上げない。
今度会ったら、絶対に話しかけてみようと 思っていたのに、

取りつく島がない。
テーブルの向こうの椅子にかけられた、
赤の女のコートに目をやって、
赤の女の頭のヤモリを眺めて、
声をかけられずに、
時がどんどん流れていった。
かけられた、ショート丈のコートは、
黒で上質なミンクが襟に少し付いていた。
スカートもカットソーも決して安物ではない。
バッグはいつもの黒革ではなく、中高年ブランドのナイロンバッグだった。
ショートヘアにカチューシャの横顔を左から眺めることになった昨晩は、
赤の女が若く見えたけれど、
バッグがやはりオバさんと教えてくれた。
閉店までは30分余り、
無職とは言えやらなければならないことはある。
だめだ。
知らない人に声をかける難しさを思い知った。
軟派する、軟派できるって、すごい才能なんだな。



諦めてカフェを出ようとすると、突然の雨だった。
折りたたみの 傘のカバーを外していると、パープルの女があっという間にカフェを飛び出した。
雨に躊躇いもなしに、駅前の横断歩道を渡って行ってしまった。
後ろ姿、コートの小さなフードが揺れていた。
そして闇にパープルが溶けるように消えてしまったのだ。
ああ、追って傘を差し伸べれば良かったのに。



2016年3月27日日曜日

ダイシン百貨店が街から消える



時代の流れと言ってしまえばそれまでだろう。
でも寂しい。
大田区では誰もが知って、親しんだダイシン百貨店が
ドンキホーテに買収されて、MGEAドンキホーテとなることが24日の日経新聞で報道された。
ダイシン百貨店は商店街の一角にある。




真相を確かめるべく昨夜ダイシン百貨店に向かった。
ダイシン内の、ある店舗が気になって、居ても立っても居られなくなったのだ。

大田区で有名と言っても、もはや全国区ではなかろうか。テレビでは、夕方のニュース番組で紹介されることしばし、マツコさんの番組や、たけしのニッポンのミカタでTOKIOがダイシン館内を探索し、たけしさんがデタラメな館内放送を流したこともあった。
百貨店という看板に偽りなし。
亀の子たわしや和式便所の蓋まで売っている。
あらゆるジャンルで品揃えが豊富なのが売りだった。
かつては着物売り場もあったし、高級ブランド服も売っていたこともある。
高齢者をターゲットに、足湯や、送迎バスもある。
そして、ファミリーレストランのナポリタンは、ナポリタンマニアの間でも高評価だ。
変化は、今年1月に(沈むチャーシュー)気がついた。
以前、館内で売られる生鮮食料品を材料に本格中華も食べられるとニュースで報じられていたのに、メニューが絞られてそういう類のものはなかった。営業時間も昨秋から、深夜通しで翌朝5時までに変わった。
気になる店舗は本格和食のお店ひさごやだ。
ドンキになっても残って欲しいという思いで、ひたすら歩んで、午後8時前に到着すると、営業時間のはずが、すでに支度中の札だ。
食材が新鮮で、なんと言ってもお味が良い本格的な日本料理がリーゾナブルなお値段で食べられるお店なのだ。


店内に入ると、板長は既に帰ったという。顧客以上に無念なのは、作り手なのかもしれない。

写真を辿れば、13年の春から通っている。


目当ては松花堂弁当だった。
食べることができなかったので、過去の写真で、気分だけ。
夜は、電話をしてから来て欲しいと言われた。






以前は大橋陶器も買うことができたし、今も愛用するロベルタの腕時計も買った。
羽田空港のお膝元の大田区、
五輪を控えて民泊も解禁されて、
新築マンションも増え続けている。
ダイシン百貨店で生き残って欲しかったな。
新聞を読んだ客から今回の件を知ったという従業員、
雇用問題等を含む?詳細が話し合われている最中のようだ。

2016年3月26日土曜日

年度末に清算?



各地で開花宣言があって
巷はサクラ、サクラだから、
気になって近所のを見に行ったら、
遠目に枯れ枝ばかり、
やっと一枝の先に発見。


サクラに焼き芋。
連日冬なんだか春なんだかわからない寒さだから、
蕾のほころびも遅延している。





凍えながら進んでも
金曜の晩にお花見の宴会もなし。
そんな中、1本だけ
一分咲き?程度の樹が。
寄贈されたばかりで気合が違うのか。
きっと、日当たりの違いだな。
ドラキュラと真逆だ。


ジョナサンで、美味なるマンガリッツァ豚の厚切りとんかつ膳を食べながらサクラの魅力について考えてみた。
友人は、一年に一度の僅かな期間にしか咲かない儚さとメールしてきた。
しかり。バラは一年じゅう売っている。
なんの変哲もない花だけれど、清楚ではあるな。
そう思ったら、最近の不倫謝罪会見や謝罪文に、汚れを感じた。
早々に謝れば、潔いから、良いのか?
でもそれは美談ではないし、
実は5人と不倫していましたという人などは、
謝罪ではなくて、告白?はたまた自慢話し?
という感じがする。
月明かりのない、
重い空だったけれど、
オフィスビルの明かりが煌々と、
夜10時半。
年度末なんだな。




2016年3月25日金曜日

W杯2次予選、日本がアフガニスタンに完勝

江戸切子 置地廣場

数字としては、日本(FIFAランク56位)がアフガニスタン(FIFAランク151位)に完勝ということになる。
チームカラーの青い江戸切子をどうぞ。
昨夜、行われたロシアW杯2次予選対アフガニスタン戦は、埼玉スタジアムで約4万9千人の観客が見守る中行われた。
一番印象に残ったのは、
一年半ぶりに代表復帰した身長194センチと長身のハーフナー・マイク選手だ。
久々に見るハーフナー選手には、オランダでの活躍が伺える自信が感じられた。
実際ハーフナー選手に、ゴールこそなかったけれど、後半27分に投入されると、32分にクロスをヘッドで落とした球が得点につながった。
完勝と言えども、前半のおしまいに岡崎選手が半ば個人技で先制するまでの戦いぶりには、懸念が残るなぁ〜。
やたら民放アナウンサーが賑やかなのが気になった。

2016年3月24日木曜日

たからだからできない断捨離



昨年夏、予てから再三話題になっていた愛知のゴミ屋敷が火事を出した。
このゴミ屋敷は、これまでもボヤ騒動を起こしているけれど、今回は隣家も全半焼となる大惨事となってしまった。
ゴミ屋敷のお話は非常に気になる。
きっと同類だからだろう。
しかし、この手の話は、愛知にとどまらないようだ。
年明け早々、文京区にも、
その後、神奈川の大和にも、
最近、福島の郡山にもゴミ屋敷があることが報道された。
そのうち郡山のゴミ屋敷の主人がインタビューを受けて言った。
「みんな宝なんだ。」
いいことおっしゃるお爺さん!
そうそう、そのとおり。
その言葉、まさに名言だ。



ガラクタでもゴミでもなく
みんな輝く、お宝なのよ。



そうは言っても、括り付けクローゼットも洋服ダンスもぎゅーぎゅーで、湿度が高いドラキュラの家では、ついに虫が湧いたので、先月から泣く泣く断捨離となった。
1着のスーツを捨てて、未練の残る4着が、今、曖昧なポジションにいる。
クローゼットから出して、
袋に入れて、部屋の中だ。
いずれは、玄関に運び、
いつかゴミ置場に連れて行かなければならないだろう、
とは思っている。
ゴミ置場までがカシオペアで行く北海道のように遠い。


泣く泣く捨てたスーツについて語ろう。
シックなグレーのそれは、
学ランのようなスタンドカラーで、
学ランとの相違は、前がボタンではなくジッパーだ。
ジッパーがポケットにもついている。
ツヤが消された、目立たないジッパー、
けれどジッパーのつまみが、ペンダントヘッドのように洒落ていたのだ。
アラベスク柄の透かしで、
取り外して、首から下げようかと思うと捨てられなかった。
このスーツをデザインして、
このシックなスーツには、このジッパーだと
決めた人がいる。
そのジッパーのつまみをデザインした人がいる。
縫製した人もいる。
それぞれの人々の情熱と誠意を思うとただのスーツではなく、
お宝なのだ。
ですからね、
おうちにあるものすべてお宝、
しまっておこう、とっておこうということになるのです。





今日の東京は、最高気温11度、最低気温6度、曇りの予報です。
今日から週末は、すっきりしないお天気のようです。
皆様は断捨離のご予定ありますか?


2016年3月23日水曜日

ドラキュラが見る風景



昨晩、まん丸の月が二つ。
とても綺麗で、見とれてしまった。
今日が満月だそうです。
ドラキュラは、月光で皮膚がやられることはないのだ。
空に満天の月だったらどうなるのかは、わかりません。
桜咲けども夜はまだまだ寒いのに、生ビールの看板だ。
街のあちこち
ほろ酔いのサラリーパーソンの塊、
ママとママ友とその子供達の塊、
送別会やら、
春休みお食事会なのだろう。

ドラキュラの夜の風景が一味違うこの頃です。




一昨夜、新たに生けられた桜は、まだ固い蕾の染井吉野でした。
今日の東京の最高気温は17度、最低気温は6度、晴れ時々曇りの予報です。
内示に天国の方もおられれば、地獄の方もおられるでしょう。
とりあえず、今晩の月は満月ですから。



2016年3月21日月曜日

桜の開花宣言






東京で桜の開花宣言が出た。

一方、ビルの桜は、早くも満開の時を過ぎたようだ。
花ばさみの、チャキチャキと、
こ気味良い音が、
閉店時間を過ぎた駅ビルのロビーに鳴り響いて、
枝が次々と手際よく刈られ、抜かれていった。


しかし、
次なる花も桜のようだ。
すーっと入ったハサミで透明セロファンが溶けるようにはだけると、
枝枝が露わになった。



地域や種類を変えて桜を調達するのだろう。
置地廣場
開花がいつかと、
連日報道されて、
福岡、名古屋が先に開花した。
昨年より2日早く、平年より5日早い開花となった。
ドラキュラだから、
桜の名所を訪ねられるわけじゃなし、
食えるわけじゃないけれど、
やはり気になる。
夜、近所の桜を見るだけでも
きっとまた満足してしまうのだろうな。
明日の東京は、最高気温15度、最低気温5度、晴れ時々曇りの予報です。
上を向いて歩いてみましょう。