過去 1 週間のページビュー

2018年8月31日金曜日

20世紀梨



2日ばかり床に就いてしまった。
48時間ぶりに夜の娑婆に出たけれど、
相変わらずの暑さだ。
腕からも汗が吹き出て来て、
ブラウスの袖がピタッとくっ付く。
午前2時近くでも、
気温は28度、湿度78%、体感気温は33度だ。


スーパーマーケットで
淡い黄緑色の鳥取県産の20世紀を手に取った。
レジスタッフが
「綺麗な黄色!りんごですか?」と尋ねてきた。
「梨」と私が答えると、スタッフはキョトンとした。
続け様に私は、
「20世紀よ。子供の頃に・・・」言いかけて、ふにゃふにゃと途中でやめた。
レジスタッフが、
「知らなかった。新しい梨?私は遅れているから。」と言った。
私は途中で気がついたのだ。
20世紀梨を知らない人の方が若いのだと。
こう言うことは本来ブログには書けない。
私は28歳だから。
無口という病気の良人は、時々言う。
「誰も28歳が書いているブログだなんて思っちゃいないよ!」と。
『正直』でないと、ほころびが出て、とりつくろうのに苦労するものだ。
ちなみに、今日は私の誕生日です。

2018年8月28日火曜日

自民党総裁選挙、蚊帳の外



 自民党の総裁選は、
事実上の内閣総理大臣を選ぶことになるけれど、
自民党員ではないし、
候補者の論戦を聞く機会もないから
全く蚊帳の外だな。
蚊遺り 置地廣場

2018年8月27日月曜日

ガツンといまだ酷暑



真夜中の虫の声が
なんの慰めにもならない。
こんなに暑いのに、なんで虫の音?と言う感じだ。
ビールに付いた紅葉もそんな感じ。
0時を回っても、気温29度、湿度77%で、
外に出ると温水プールの中に放たれたようだ。
残暑なんて言うものではないな。
昼間は、36度だ。
もう8月も終わろうとしているのに、
相変わらずの酷暑が続いている。


昔お部屋を借りていた大家さんと偶然出会った。
一年半ぶりでお茶をした。
大家さんは、ガラ携からスマホに変わっていた。
ならばあんこを読んでもらおうと、
大家さんのスマホをいじったら、
途中で誰かに電話がかかってしまった。
ようやくにして、『あんこちゃん爆発』が表れた。
覗き込んだ大家さんが首を傾げて言った。
「なんでこれをやるの?」
「・・・」

 
ブログを読んでもらうって大変なことだ。
毎日、読んでくださっている読者の皆様には本当にありがとうございます。
大家さんは、スマホは重いし、電話しか使わないから、
またガラ携に戻すとも言った。
ブログをやる理由については、神様のお告げでやっていると言えば良かったかな。
 喋りすぎたのか、暑すぎるのか、大家さんの一撃が効いたのか、
ぼーっとなって帰宅した。
今日の東京は、最高気温36度、最低気温27度、晴れ時々雨の予報です。
今週も暑いようですが、ブログアクセスをお待ちしています。

2018年8月25日土曜日

ハーレーで下北半島まで行った人もいる



ブログ読者からいただいた写真のタイトルが
ウニだったので、
私の脳みそは一気にオレンジ色の雲丹のことでいっぱいになった。
添えられた文章には下北半島の大間まで行ったとあったので、
今度は赤いマグロが私の脳を占拠した。
ウニ、マグロ、どっちも大好き!食べたい!
ごくんとなった後、待てよ、下北半島なんて本州の最北の地にどうやって行ったのだろう?
photo Dokin

根掘り葉掘り、お尋ねしたら、
真っ青な空の下にハーレーが映る写真が届きました。
八甲田山や八幡平にも寄って、
愛車ハーレーの走行距離は2000キロだったと。
下北半島は、東京より5度程度気温が低く、
カラッとして、バイクで切る風は快適だったとも。
寒立馬を見たり、恐山も参拝したそうです。
帰路、標高およそ1600メートルの八甲田山や八幡平は、寒かったと。
さて、殻ごとの雲丹ですが、
大間のお店で食べたそうです。
一番の人気店は長蛇の列だったのでやめて、列なきお店へ。
一番店ではなくともこのウニを食べられれば、
十分満足だったことでしょう!
ちなみにこちらの定食は1800円だったそうです。

2018年8月24日金曜日

湿度80%の夜



台風の影響で、
風はあるけれど、湿度80%、
雲間から月が顔を出したり、また隠れたりの夜空の下は、
蒸し暑くてかなわなかった。


 窓を塞いだ部屋に篭ったままが息苦しくて、
真っ暗になると外へ飛び出すけれど、
こういう外気に触れて果たして気分転換になっているのかな。


 閉館間際の駅ビルで、
黄色い包みが残っているのを見つけた。
一度は通り過ぎたけれど、
今夜のランチにしようと戻って買った。
シウマイ弁当!



今日の東京の最高気温は31度、最低気温は27度、雨のち晴れの予報です。
夏の暑さの疲れがどっと出る頃となりました。
それに同調するかのように人生の疲れも出てしまいがちですが、
とりあえず週末です。
お疲れ様でした。

2018年8月23日木曜日

牛男誕生日



一昨日が良人の誕生日だった。
暗い、暗い誕生日となった。
あまりに暗かったから、良人も一昨日の誕生日を一生忘れないだろう。


空が真っ暗になるのを待って、
閉店時間ギリギリのケーキ屋さんに
飛び込んでバースデーケーキを買ったのに。


「牛男ちゃん、お誕生日おめでとう!」
と言っても、
無口という病気の良人は、
何も言わない。
しょんぼりとしていた。
「さあ、蝋燭の火を消して、フーッ」と私が言うと、
良人は床に崩れた。
そして、良人は手を払いのけるように振った。
子犬を追い払うよう に。
「フーッとして!」と私はイラついて何度も促した。
すると良人は
「もう、息を吐く元気もありません。」と小さな声で言った。
仕方なく、誕生日でもない私が蝋燭にフーッと息をかけて
火を消した。


無口という病気の良人の心の内はわからない。
結婚記念日というわけではないのだから、
人生をトータルで考えて欲しいものだ。
とは思っても、
難病の配偶者に寄り添って生きることになった牛男の人生を
思うと
なんだか私まで暗くなって、
ブログの更新をする気力もなくなり眠ってしまった。

2018年8月20日月曜日

夏休み終わる



夏休みが終わってしまった。
夏休みと言っても、
ドラキュラである私には、
一泊の温泉旅行すら太陽が許してはくれないのだ。
そんな私が苦し紛れにしたことは、
非日常に努めたことだ。
いつものカフェ、いつものフェミレス、いつものマックに行くことを止めたのだ。
たたそれだけと言えばそれだけだけれど、
これがどうして結構気分が変わった。


そして今夜、久々にマックに行って、
夏休みを惜しむように
ブルーハワイを飲んだ。
ソフトクリームは半分の量にしてもらった。
綺麗なブルーの中に小さな泡が次々に生まれて泳いで行く。
撮影に興じていると、隣の老女が
うろうろと歩きまわり出した。
老女だけれど、栗毛色に染めた長い髪は、
ルノアールに描かれた少女のように小さな波を幾重にも打っていた。
背中を向けて座っていた男女のところに行った老女は
「お友達が急に来れなくなって、買ってしまったアイスコーヒーを良かったら飲んでください。」
男女は老女を見て、身体を仰け反らした。
老女は同じ言葉を繰り返した。
戸惑っている風の男女は、頭をこくんと下げて女が「ありがとうございます。」と言った。
そうでも言わなければ、収まらないと感じたのだろうか。



老女は、嬉しそうに席に戻って来て、
荷物をまとめた。
そして私に、会釈してマックを出て行った。
間も無く、アイスコーヒーを老女から貰った男女もトレーを下げて出て行った。
若いカップルかと思われたその男女は、母親と高校生ぐらいの息子だった。
トレーがなくなった親子のテーブルの端、窓の下には、
紙に包まれたストローが蓋の上にのったアイスコーヒーが置かれていた。

2018年8月19日日曜日

貴女の夏の思い出

Photo Y.N

暑い夏の夜に
渋谷に行くのが日本人の夏の過ごし方というわけではありません。
今夜は、当ブログ読者から届いた、日本の避暑地の代表格である軽井沢の写真をお届けします。


薇やきのこなどの山菜がたっぷりのった冷たいお蕎麦ですね。
美味しそう!
東京では朝から気温が30度に上り、湿度が100%という日々でしたが、
軽井沢では、気温は23度から25度、湿度低しと記されています。
ちなみに今回の写真のタイトルはマイナスイオンでした。
深い緑の木陰にはマイナスイオンが溢れているでしょうね。
私は狭い真っ暗な浴室でシャワーを出しっぱしで浴びて、
水道代と室内に広がる湿気を憂いながら『マイナスイオン』だと言い聞かせています。


青い空を走る入道雲は、ドラキュラになってしまった私にとって、とても懐かしい光景です。

2018年8月16日木曜日

夏の夜の渋谷



サマータイムが導入されてしまったら、
ドラキュラは夏にどこにも行けなくなる。
要するに、真っ暗になって出かけてもどんなお店も閉まっているわけだ。
ならば、行けるうちに行こうと思い立って向かった先は渋谷だ。


若者の街渋谷は、ドラキュラにも優しい。
多くのお店の営業時間が長いのだ。
百貨店も夜の9時まで営業している。


スクランブル交差点、
マリカーのメンバーに手を振れば、
手を振って応えてくれる。
ドラキュラの必須アイテムサングラスを探したけれど、
思うようなものがなく、
虚しさをまずはお鮨で埋めた。
東急東横に入っている下高井戸旭鮨で、
鰯と鯵の握りや鉄火巻きを飲むように食べて、


お腹は5分目。
旭鮨では減塩醤油があったことも嬉しかった。
胃袋の空間を次に埋めてくれるのは、
西村フルーツだ。
お手拭きが小さくなっていた。

今が旬の桃のパフェを食べた。
桃のパフェは、
夏のお嬢様の風情だ。










桃の果肉は甘くて、
柔らかくて、
まさに食べ頃のものでした。


桃のシャーベットも美味で、
生クリームも邪魔ではなく、
あっさりと食べることができた。


スクランブル交差点から東急東横店を見ると、
その隣に、高層ビルの渋谷スクランブルエアの建設が着々と進んでいました。
地上47階のビルは、中層階までが商業施設で、それより上はオフィス、展望台となるそうです。
ちなみに昨年5月にはこんな感じでした。
昨夜はまだ電車内が空いていました。
今日からはまた混んできますかね。
東京の最高気温は34度、最低気温は27度、晴れ時々曇りの予報です。
休養をエネルギーに換えて、今日もやってまいりましょう。

2018年8月15日水曜日

サマータイムは止めて欲しい

豊島屋小鳩豆楽

サマータイムが導入されたら、
とんでもなく大変なことになる。
生きていけるだろうかとさえ思う。
昨日、朝の情報番組で取り上げられているのを聞いていたら、
眠れなくなってしまった。
置地廣場

太陽光に全く当たることができない私には、
現状でも 超えられない時間の壁がいくつもある。
夕方5時の壁は通年超えることができない。
郵便局や公共施設だ。
美術館も大抵は5時だ。中には4時半というところもある。
これらの所には夏も冬も行くことはできないのだ。
夜7時の壁は、夏場には超えることができない。
調剤薬局、歯科医院、美容室などだ。
夜8時の壁も夏場には超えることが難しい。
投票所、百貨店などだ。
2時間時計の針が早くなるサマータイムが導入されると、
投票は今の夕方6時までだ。
明るい青い空の下、外に出られるわけもない。
素肌は火傷、眼は失明だ。
やっと見つけた美容室だって、今7時半の入店は、
9時半ということになるから、流石に「もう帰ってお風呂に入る時間です。」と言われるだろう。
クリーニング店にも行けない。
サマータイムの導入が、実は健康にも良くないとも言われているようで、既に導入している国でも、止める方向にあるという。
私の場合、サマータイムを考えているだけでも免疫力が低下して、疾患が悪化しそうだ。

2018年8月13日月曜日

壮行会



 ゴムまりが弾むように家を飛び出した良人だった。
御多分に洩れず、良人もまた帰省したのだ。
一体いつ義母と話を詰めたのだろう。


 この度の帰省期間は長い。
「ママぁ〜、鬼嫁が口うるさいから早く帰りたいんだよ。」
と良人。
「人生辛抱なんだけどね。それじゃ早く帰っておいで。」とママ。


  けれど、どでっと牛のように動かない良人の世話は、
高齢となった義母には負担となってきている。
3日と経たずして、
「牛男や、お握りを握ったから、これを背負ってもう帰っておくれ。」と義母が言い出すに違いないと私は思う。
もう少し実家にいたいなと思いつつも、高齢の母の負担を考えないわけにはいかず、
しょんぼりと帰ってくる良人の姿が今から目に浮かぶようだ。


良人帰省の前夜、日本海庄やで壮行会を催した。
良人が食べたいと言った海鮮かき揚げは、
小玉スイカほどもある大きなものだった。
「こんなに大きいことをわかっていたの?」
と私が良人を責めるように尋ねると、
無口という病気の良人は、首を横に振った。


私は、鹿児島産鰻の棒寿司を食べた。
とても美味しかったけれど、食べ応えがあって
一日経っても鼻の穴から鰻が出てきそうな感じだった。
紫芋のコロッケはほんのり甘くて、海鮮かき揚げは、アレルギーのイカをほじくり出すのに苦労したけれど、
どちらも美味しかった。
とりあえず私の待望の夏休みが開幕しました。