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2017年12月31日日曜日

今年も有り難うございました

Christian Louboutin

 今年も当ブログ「あんこちゃん爆発」に
アクセスいただきまして、本当に有り難うございました。
年末にも体調を崩しましたので、艶やかな赤い画像で今年を締めくくりたいと飾りました。

 迎える新年をモロゾフのプリンで占ってみました。
 プリンの蓋の裏を見ると、
「吉」でした!
こちらのお品は、お年賀にお勧めです。



日本では、およそ4時間後に新しい年を迎えます。
どうか、皆様におかれましては、良いお年をお迎えください。


急遽の忘年会



目覚めると、
枕元に良人が立っていた。
「中華」
良人は、鸚鵡(おうむ)のようにポツリと言葉を発した。
無口という病気の良人は、たまに喋ると、単語だけを唐突に言うことが多い。
時は、三十日の夕刻5時17分だった。
ぼんやりとした頭で、
えっ!と思った。
朝には、パルシステムのおせちがてんこ盛り届いていた。
昨夜は、インド料理屋で良人の慰労会を開催したわけだし。
だいたい、私自身がまだ沢山は食べられないのだ。
「特に食べたいものはないし。まだ食べられないし。」と私は言った。
すると良人は「見てればいい。」とまた一言だ。


私は考えた。
私の難病、奇病のせいで、温泉に行けるわけじゃなし、
お酒が飲めるわけじゃなし、
道楽は食うことだけなのだから今日は忘年会ということで良しとするかと。
それに、一昨日も良人は出勤したのだ。
しかし、今年は、世の中「人手不足から労働環境を改善するべく、休みましょう。」というムードだ。
コンビニもファミレスも年末年始は休みにするところもあるぐらいだから、目的の中華、銀座アスターが果たして営業しているかどうか。
 電話で確認すると、昨夜までは普段と同じ営業時間だった。
ちなみにカフェでは一昨夜から閉じているお店もある。
豆腐の蟹味噌ピカタ

店内には、それなりに客がいて、
職場の愚痴が止まらない、
オヤジ2人が向かい合っていた。
「部下のケツがふけない奴は、上司たる資格なしだ!」
「そうだ、そのトーリ!」
オヤジは、それができると言うことか。
ご立派だ。



見るだけのつもりが、
私も、それなりに食べて、大満足!


良人は、「今日はデザートも食べる」と言って、
タピオカのココナツミルクを食べた。
我もと、ほんのり甘い小豆とタピオカがココナツミルクの湖に沈んだものをゆっくり食しました。

お店の美人主任に、お正月の過ごし方を尋ねたら、
営業する店舗のお手伝いだと言うことだった。
まあ、後日、別の日に休暇がもらえればいいわけだ。
こちらのビルもワンフロアが一昨夜も明るかった。
海外事業部だなと勝手に想像している。
年末年始、コンビニもフェミレスもお休みとなると、
行く先を失うドラキュラだ。
西友は、年末年始も24時間営業だと言うのでほっとした。
今日は、ジョナサンに確認してみよう。



2017年12月30日土曜日

無口という病気17



 私は、二ヶ月に一度の割合で、無口という病気の良人を洗脳している。
私は、間合いを十分にとって、静かに語りかけるように良人に話をする。
「牛男さん、目を閉じてください。」
良人は、無口という病気なので、つべこべ言いませんが、目は閉じません。
良人は、視線をやや落として、虚ろな瞳で、がっくり肩を落とし、嫌々耳を傾けます。
銀座 安藤七宝店
私は、話を始めます。
 寒いクリスマスの夜です。
 ママは、ミットを付けた手でオーブンを開けて、焼き上がったチキンをやっとの事で出しました。小さな老女の身体にチキンの載った鉄板が重いのです。
艶々に照る飴色の大きなチキンは白いお皿に載って、牛男の前に置かれました。
牛男の目は輝き、早速チキンの柔らかいお肉にナイフを入れて、ギコギコとナイフを引いては、せっせと口に運んでいました。
するとママは、テーブルに手をついて身体を委ねるようにして、椅子をひき、腰を下ろして大きなため息をつきました。
そしてママは言いました。
「牛男ちゃん、ママ疲れたわ。パパが亡くなってから、こうして牛男ちゃんのためだけにチキンを焼いて、何年になったかしらね。」
ママの目には、うっすら光るものがあり、それをママは、さっと指で拭うのです。
「牛男ちゃんに、お嫁さんがいたら・・・
最後のお見合いはいつだったかしらね。ママはいいお嬢さんだと思ったのに。」
その時、食卓の上のシャンデリアの電球の一つが切れて、部屋は薄暗くなった。
 そして私は、言います。
「さあ、目を開けて!」
「牛男さん、ママとのこういう暮らしと、私との今の暮らしと、どっちが良かったの?答えて御覧なさい。」
すると良人は、暑いも寒いも、おはようもこんにちはも言わない無口とい病気のくせに言いました。
「どっちもイヤ!」

2017年12月29日金曜日

ぼちぼち



おかげさまで、ぼちぼちです。
画像一枚でも、アクセスいただきましたことが、
大きな励みです。
年末のお忙しい時に、有難うございます。
70時間ぶりに外に出ました。
セルフサービスのカフェは、かったるく思えて、二の足を踏んでしまいました。
こういう時は、オーダーを聞きに来てくれて、
テーブルまでコーヒーを運んでくれる、至れり尽くせりのカフェが有難いものです。
年の瀬の娑婆は、活気に溢れていました。
どこか阻害されている感じがありましたが、
新鮮な空気を吸うことができて、やはり嬉しかった。
お正月休みというゴールが見えるからか、良人は、火曜日から連日出勤しております。
そんな良人の慰労には、崎陽軒のお弁当でした。
忖度弁当(御膳)は、早くも製造中止になりましたが、崎陽軒のシウマイ弁当は不滅です!
 

 昨日は、シウマイ弁当ではなく、松花堂弁当冬とお弁当冬に致しました。



松花堂弁当は、少々お高い1200円ですが、
蟹ご飯、蟹爪の揚げ物、銀ダラの麹味噌焼などの高級食材が入っています。


包装紙の裏にお品書きがこの通り。
お上品なお弁当ですが、良人の胃袋には、足りなかったようです。



お弁当冬は、牛そぼろが載った茶飯が美味しい、小さめのお弁当です。
私は、この小さなお弁当が半分しか食せなかったので、体調不良を改めて実感した次第です。
普段なら、3個は食せます。

先が見通せるように蓮は、しっかり食べました。
こちらの会社は、今日が御用納めでしょうか。
20時近くでもご覧の通り、オフィスに煌々と灯りがともっていました。


今年、外国人観光客が途絶えることがなかったホテルでは、早くも門松が新春の訪日客を待っていました。

私は、思うように身体がついてこないので、
まいりますが、焦らずやっていきますわ。
何分にも寒いので、皆様におかれましても、ご自愛ください。

2017年12月28日木曜日

2017年12月27日水曜日

お詫びの一枚



体調不良につきこの一枚でごめんなさい。

2017年12月26日火曜日

これから年賀状

置地廣場

 夜のカフェは、がらんとしていた。
昨夜は、クリスマスでもあり、
月曜日でもあった。
不二家には、予約したケーキを受け取りに来た人の列ができたいた。
子供は、イヴは家族と、クリスマスはお友達と何度かクリスマスを楽しむのだろう。


 大人には、クリスマスと言っても年の瀬の月曜に、まったりコーヒーを飲む暇もないと言ったところだろうか。
私も、カフェには喉を潤すためだけに立ち寄った。
いまだに年賀状が手付かずだ。
年賀はがきすら買っていないのだ。
これから、必要枚数を確認する作業をするつもり。


今日の東京の最高気温は13度、最低気温は3度、
晴れの予報です。昨日とは一変寒くなるようです。
皆様は、年賀状はもう書きましたか?
あっ、出さない派でしたか。

2017年12月25日月曜日

ドラキュラが見る風景



25日午前4時、
もうクリスマス気分を許さないのはスーパーマーケットだった。


雨が上がる朝を待てば、
日が昇ってしまう。
留まれば、44時間、窓を塞いだ部屋の中となるドラキュラだ。
雨で靄る午前4時に、
スーパーマーケットでは荷出しは完了していた。
作りたてのパンを売るローソンでは、
パン職人が、雨粒を払った傘をたたんで店に入るやいなや身支度をして、パン作りの作業に入った。



クリスマスケーキ

安藤七宝店 銀座

クリスマスイヴの良人は、
前向きだった。
無宗教の良人の、その弾むような様は、
クリスマスケーキへの思いだったようだ。
思えば、随分前から、お気に入りのケーキ屋さんにチラシを取りに出かけ、予約票に自ら記入して、またケーキ屋さんに出かけて行った。
Photo Ushio
 昨年は、私がグルテンフリーを始めたため、クリスマスケーキはなかった。
無口という病気の良人は、もしかするとそれを根に思っていたのかもしれない。
このブログを読めば、グルテンフリーと言いながら、私はちょいちょいカフェで1人でケーキを食らっていることがわかる。
『こっちは、グルテンフリーに合わせてクリスマスケーキを食べられなかったんだ。』と、一年も苦々しく思っていたなら、ちょっと怖いな。
Photo Ushio

 一方の私はよれよれで起き上がれなかった。
ダイソーで買った組み立て式の収納箱も放ったままだ。
いつか収納、
いつか断捨離だ。
昨夜は、皮膚や眼を傷める洗濯機、除湿機のピラピラランプの遮光をより確実にするための工作に懸命になったのだ。
川崎アゼリア

バレーボールの天皇杯も皇后杯も夢の中だった。
その間に、良人はいそいそと予約したケーキを受け取りにケーキ屋に出かけたようだ。
エンジンのかからない私をじっと待つこと4時間、
パルシステムの温めるだけのチキンが温まるのを待っている間、
良人は愛しいクリスマスケーキをあっちからこっちから舐めるように撮影していた。
Photo Ushio

 温めるだけとは言え、早期予約割引に飛びついて購入したパルシステムのチキンは、大きくでお鍋に入らず苦戦した。
そんな巨大な骨つきの鳥の足を平らげて、ホールケーキの半分を難なく食した良人は、上機嫌だった。
そして、お気に入りのケーキ屋さんが「テレビで良く取り上げられる他のケーキ屋さんを抜いて、グーグルで地域ナンバー1になっている。」と嬉しそうに言葉を発した。
単にホールケーキを食らうのが喜びなのだろうか?
クリスマスケーキに特別な思いがあるのだろうか?
クリスマスケーキのデコレーションに夢や希望があるのだろうか?
良人が撮影したクリスマスケーキの写真を見て色々考えた。
銀座

クリスマスの今日の東京の最高気温は14度、最低気温は7度、
曇り後晴れの予報です。
今年最後の月曜日は、冷え込みが少し緩みますかね。
悔いのない1日となりますように。