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2013年3月29日金曜日

どうした遠藤

サッカーワールドカップ、アジア最終予選ヨルダン戦、1点を追う日本、PKが決まればとりあえず同点に追いつけるという時だった。
ボールを置いたのは遠藤。
PKの神だ。
はずすわけがない。
でも、頼む、絶対に決めてくれ。
はずすなよ。
祈った。
そして、固まった。
まさか!
止められた。
左に飛んだキーパーは空でがっちりボールをキャッチした。
読まれていた。
信じられなかった。
6月のオーストラリア戦では、必ず花を咲かせてくれ。

2013年3月28日木曜日

夜桜5年

かろじて、一昨日ちらと桜を拝むことができた。勿論夜桜だ。
昨年は、夜桜しか見られない我が身を嘆いたけれど(夜桜4年)、夜桜でも見ることができれば有り難いのかな。今年は、赤いぼんぼりが
いくつもつながって、
わいわいと騒ぎ、踊り歌う賑やかな夜桜を撮りたかった。しかし、宴は、とっくに終わったようだ。ぼんぼりもなく、ゴミひとつない公園の寒い闇に桜が静かに咲いていた。

2013年3月19日火曜日

Jリーグ、甲府対名古屋戦

16日の甲府対名古屋戦で、とにもかくにも光っていたのは守護神楢崎だった。この日、闘莉王は前線で、ホームで初勝利を狙う甲府の攻撃を好セーブで守り続けたのは、楢崎だった。プロ生活19年目という楢崎は衰え知らずだった。てっせんを思わせるいぶし銀のような存在だ。
前半戦を0対0で終えた後も両者とも得点がなく、観戦者よりじれていたストイコビッチ監督のジェスチャーは次第に大きくなり、楢崎もディフェンスに怒鳴る場面もあった。後半、1人少なくなった甲府は、おしまいには名古屋の攻撃を受け続けたが甲府の守護神荻も堅く、このままスコアレスドローかと思われた。
しかし、アディショナルタイムにフリーキックから萩には悔しい失点となり、今季名古屋の初勝利となった。ヨッシャーというストイコビッチ監督の後ろ姿が映った。

2013年3月17日日曜日

桜の開花宣言


今日は、東京で桜の開花が宣言された。1953年の観測以来、2002年に並ぶ、早い開花となったそうだ。 今年の冬はとても寒かったのに、今週になって急に気温が上がったからだろうか。 昼間、桜を撮ることができないので、桜餅で雰囲気を味わう。デフレと言われてきたこの15年だけれど、桜餅の値段は上昇の一途だったと思う。いやいや、桜餅に限らず和菓子全般が高いものになったような気がする。桜餅は、15年前は130円ぐらいだった。今や200円は超えている。かろうじて189円とかだ。おしゃれに桜の塩漬けが付いていたりするけれど、私は昔のぐるっと餡を巻いた形のが、やはり好きだ。桜色の皮に、ほんのりしょっぱい桜の葉が巻き付いて、こし餡が大事にくるまっていて、誰が考えたのか、端的に桜の春を伝えてくれる。桜の命は短くて、腹に降りればおしまいだ。

2013年3月15日金曜日

アジアチャンピョンズリーグ、仙台対江蘇戦

今日は、今が見頃のシネラリア、サイネリアと改名されている、をサッカーボールに見立てよう。一昨日のアジアチャンピョンズリーグの仙台、江蘇戦には、ぐっときた。後半、防戦一方になった仙台を、守り続けたのは、守護神、林だった。時に果敢に、ゴールマウスを出て、押さえ、もはや失点と思った瞬間にパンチングでボールをはじいた。絶え間ないシュートの雨、異常なまでにわき上がる歓声、敵地アウエイで守り抜いて、ドローとした。私は勇気をもらい、決心した。3時間後に、魔の通院が控えていた。10時になっても受診できなければ、帰宅しようと。陽が高くなり、帰途具合が悪くなるような通院は無意味だ。なんの為の通院かわかなないようなことは、止めて当然なのだと。

2013年3月14日木曜日

そして暴食

今日は、気温も低く、しかも午前中は雨だったようだ。こんな日が通院だったなら、まだ神もいると思えるのに。通院の昨日は、気温が20度を超え、かんかん照りだった。光線過敏で普段は、昼夜逆転の生活を余儀なくされているため、通院の日は一睡もせずに病院に出陣だ。無事に帰宅して、眠る眠る。目覚めて、闇の中、食事に出て、食べる食べる。
  リスキーな通院は、心身ともに衰弱させる。狂ったように食して、生きていることを実感する。神に見捨てられたけれど、焼豚が、クラゲが慰めてくれた。

2013年3月12日火曜日

お江戸の春2

先週末、春を探しに日本橋に行った。日が延びて出発時刻は夕方6時半となった。百貨店のショーウインドーは、老舗ブランドのドレスをまとったマネキンがポーズを決めていたが、心浮き立つディスプレイではなく、春の宵をイメージさせる、静かなものだった。売り上げ「前年割れ」ばかりの新聞見出しが何年も続く百貨店も、最近になってアベノミクスの影響か、高額品の売り上げが増加したと言われている。しかし、閉店1時間前の百貨店には、人はまばらだった。バブルの頃には閉店間際でも人の熱気でむせるほどだったのに。
近くのファションビルの洋服店のディスプレイは、斬新にも花瓶に差された花々が高く天井から吊るされて空に踊って、はっとした。透き通る花瓶に白い花が清しく生えて、都会的な春を感じた。今日、改めて見ると、明日の魔の通院が思いやられて、花のように吊る下がりたい気分だ。一昨日、東京は25度を超える夏日となり、明日もまた相当暑そうだ。どうしたらいいのかな。

2013年3月9日土曜日

なでしこ2連敗

勝って兜の緒を締めよ、と言うにふさわしい絵を撮ることができたのに。女子サッカーアルガルベ杯で、一昨日は、格下のノルウェーに大敗し、今夜はまた前ワールドカップ王者のドイツにも破れた。現ワールドカップ王者は、ほかでもない日本だ。世代交代の難しさを感じたと、最もらしく言ってみたいけれど、にわかファンは、とにかく勝ち続けてくれないとおもしろくない。
 萎えて、今夜も試合を知りながら、夜の徘徊を選び、ドイツ戦は、試合後半からの観戦となった。やはり澤選手には、キングカズのように、40歳を超えても「クイーン澤」と現役で世界のピッチに立って欲しい。
 最高気温が23.2度と初夏の陽気となった街は、ひな祭りモードが一掃されて、早くも端午の節句だ。小物店の店先には、巧妙なガラス細工の兜が雄々しく並んでいた。ガラスの靴もあり得ないけれど、ガラスの兜も現実にはあり得ないわけで、その意外性と美しさに息を飲んだ。

2013年3月7日木曜日

あっちにこっちにMARUGEN


季節はずれの写真。一昨年の12月に撮影したものだ。銀座の街を撮ろうとすると、否応無しにお邪魔虫のように、にゅっと入ってきてしまうのは、丸源ビルのネオンサインだ。MARUGEN53とあるので53棟もあるのだろうか?それぐらいありそうなほど、銀座のそこかしこにあるような気がするけれど、銀座にあるのは8棟らしい。このビルのオーナーが脱税容疑で世間を騒がしている。
 体調不良につき、このニュースに丸源ビルを初めて見た時の思い出がよぎっただけだった。田舎から出てきて、初めての夜の銀座で目に飛びこんできたのは、丸源のネオンサインだった。田舎のローカルバスの車体には、よく質屋の広告が貼ってあった。その質屋の名前が丸源だったか似たような名前だったので、きっと質屋に違いないと思った私は、銀座には質屋が沢山あるものだなぁと思ったのだ。
 しかし、日がたつに連れ、脱税の話が苦々しくなってきた。年明けとともに毎年毎年、憂鬱な作業がある。それは、医療費の集計だ。確定申告で医療費の還付請求をするためだ。 箱に投げ込んである、病院の領収書、薬代、通院のタクシー代の領収書一枚一枚、時系列でまとめて、集計するのだ。片道のタクシー代1340円分一枚が無くてもぎょっとして青ざめるのだ。難病認定を受けていても、治療代、検査代がタダになるわけではないのだ。作業が終わって、ほっとする。面倒ならそんな作業しなければいいのだけれど、何もしなければ、1銭も返ってこないのだ。そして、返ってくるのは1万円とちょっとだ。小市民は1万円の還付金のためにも大変な思いをしている。丸源ビルオーナーの脱税額は8億6千万円に上ると言われている。ムカムカする。

2013年3月4日月曜日

暴食の果て

一昨日、Jリーグ開幕祝いにファミレスで暴食した。暴食の途中でお腹の具合がおかしくなり、帰途も脇目もふらず、ひたすら転ばないように早歩きで自宅に向かいトイレに飛び込んだ。まともに歩けるようになってまだ、1年半。足の運びがおぼつかないので途中冷や汗が出てきた。 
従って、昨日は、白湯、お茶、お豆腐のおみおつけ、ベーグルパンをかじるにとどまった。今日は力なく、一駅先のお店に、出前を頼みこんだ。近所には出前をしてくれるお店はないのだ。ピザなど食す気にはなれない。こんな折りに恋しいのは、鍋焼きうどんや親子丼だ。明日からは、暖かくなって行くらしい。この冬、最初で最後の鍋焼きうどんとなるのかな。

2013年3月3日日曜日

Jリーグ開幕


昨日、Jリーグが開幕!一昨日、春一番が吹いたものの、昨日からうってかわって冷え込み、寒が戻った感じだ。Jリーグも今年20年ということだ。その頃は全く無関心で、どこぞでもらったものか当時の記念のボールペンやらハンドタオルがいまだに引き出しに眠っている。昨日は、ACL初戦を終えたばかりの広島と浦和の試合が注目された。大型補強を行った浦和は、監督はもとより選手も元広島という選手が複数いることは言うまでもなく、前半はそんな浦和に勢いがあった。後半、広島も追い上げるも、2−1で昨季王者の広島が敗れた。4年ぶりにJ1に復帰した大分は、FC東京に先制するも2−1の悔しい逆転負けとなった。今日は思いがけず、ガンバと京都戦を観ることができた。アナウンサーのガンバと京都ともにJ2という言葉が胸に響いた。京都の先制にどうなることかと思ったが、ガンバが遠藤のアシストで追いつき、レアンドロのPK成功でガンバが勝ち越したように思われたが、京都の山瀬(なんで山瀬がいるんだ?と思いつつ)のシュートで追いつかれ、さらに後半10分前に京都が追加点を取り試合は2−3で終わるかに思った。しかしアディショナルタイムにガンバがPKを獲得し、誰が蹴るのか?と思ったら、今年、小学生の時以来のキャプテンを務めるという遠藤がボールを置いた。カーンとバーに当たった音がして、はずれた?かと思いきや、バーに当たったボールはゴールに吸い込まれたらしい。素人の私には、その一瞬がわからないのだ。しかし、打ち合いになって、最後まで結果がわからなかったこの試合は実に見応えがあったし、J2となったガンバに遠藤、今野の他にも主力の選手達が大分残っていたことも、うれしかった。

2013年3月1日金曜日

今日から弥生

春を探しに山に、というわけには行かないので、電車で2駅ほどの街に春を求めて行きました。今日昼間、東京では春一番が吹いたそうです。部屋の中に居ても、強い風の鳴る音が、塞いだ窓の外から聞こえてきました。真っ暗になった時には、ぽつぽつと雨が降り始め、傘を携えての遠足。花屋さんには、弥生に一瞬だけ咲き誇るミモザの花が目映く溢れていて、輝く早春に会えた気がしました。駅に開店したばかりの、高級スーパーは、店員さんが最終後尾のプラカードを持つほどの長蛇の列。仕事帰りの、女性、男性でごったがえしていました。いつもの洋服屋さんのディスプレイもカラーとともに春でした。帰途は、どしゃぶりの雨、春の嵐となりました。