サントリーの不買運動をして何年経っただろう。
サントリーの新浪剛史氏は、違法である大麻草の成分を含むサプリメントを購入した疑いで8月22日港区の自宅の家宅捜査を受けていた。
これを受けて最終的には9月1日鳥井社長と新浪会長で話し合い、新浪氏が辞任することとなった。
釈然としないのは、8月22日の昼間に新浪氏から警察の家宅捜査を受けたとの連絡を受けていながら、捜査中の8月23日から一昨日9月1日までの9日間も新浪氏の米国出張を会社として認めたことだ。
違法薬物を含むサプリメント購入先の可能性となっている米国で、例えば入手先の口止めなど証拠隠蔽に動くこともできるのに何故アメリカ出張を許したのだろう。
決定的な証拠をなくすことで、さらなるサントリーの企業イメージの毀損を防ぐためではないだろうか。
また、新浪剛史氏は、サプリメントについて自身で購入したのではなく知り合いの女性が一方的に送ってきたものだと言っているとの報道もある。
はてさて、業界トップのサプリメント販売会社のサントリーの会長に知人の女性が別会社のサプリメントを送ってくるものだろうか?
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さて、サントリーの不買運動が広がったのは、故安倍晋三元首相の後援会が主催する桜を見る会の前夜祭で、サントリーが酒類など飲料を無償で提供し続けていたからだ。
2016年から2019年の4年間に渡りサントリーが酒類などの飲料を無償提供しており、(安倍氏後援会も認めている)政治資金規正法違反に該当するも、時効で不起訴となった。
参加者の数は数百人から2019年には1000人に及んでいたという。ビールやウイスキー、ワインの提供は実際はいくらに及んでいただろう。
サントリーは政権与党自民党には無償提供して自民党に恩を売り、
新浪氏は、決して強制ではないマイナ保険証の取得を激しく政府に急かした。国民の健康データが欲しいのと、データを利用しサプリメントを売りつける意図がありありとわかる。
ちなみに、昨日の会見で与党自民党への酒類飲料の無償提供は止めるかを記者から尋ねられると、鳥井社長は答えなかった。
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ハバネロ |
マイナ保険証は、取得も利用も難がある私には、死活問題だ。
難病で、医療機関の利用が必至であるのに、光を防ぐために顔を覆う必要があり、取得困難、利用困難なマイナ保険証って何のため誰の為のものなんだよ。
新浪剛史氏は、弱者切り捨てのゴリゴリの新自由主義者でありグローバリストだ。
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