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2022年11月12日土曜日

銀座ウエスト

銀座ウエスト

 

「銀座ウエストでございます。ドライケーキのご用命は銀座ウエストまで。」

子供の頃に流れていたCMは、とても綺麗な声で気品のある話方だった。キューピットであったか白い石膏像が違う角度で映し出され、子供心にドライケーキとは一体どんなものだろうと思ったものです。

 

晩秋までに銀座ウエストに行きたいと思っていたけれど、
叶わなかった。
年内も難しいかな。とても心残りだ。
初秋に、荒井裕子さんの個展を鑑賞した後に6年ぶりに銀座ウエスト店内でサンドイッチを食した。
本当はケーキも食べたかったけれど、サンドイッチを食べてのちに、お腹が落ち着いたらと思ったら、1種類だけと残っていたモンブランが出てしまって食べ損ねてしまった。

 お水のグラスの金色のキューピット。
注文したハムと野菜のサンドイッチを待つ。
レタスもキュウリもアレルギーで、以前ブロッコリーで作っていただいたとお伝えすると、了承してくれた。

 
 可憐な小さなトルコキキョウが美しく生けられている直ぐ脇の席。
初めてのポジションだ。
店内は間接照明というドラキュラには有り難い環境で、頭上に灯りもなかったので、安心と生花の潤いの中に身を置くことができた。

お腹は空いていたけれど、この極上の空間が空腹をも忘れさせてくれる。
ほどなく、ナプキンが置かれ、紅茶ダージリンの白いカップが置かれた。
胸高鳴る。
忘れていた私の幸せが、

銀座ウエストにあったことを思い出す。
銀座ウエスト


7年前と同じようにブロッコリーが細かく刻まれてトマトのスライスが挟まれていた。
これこれ。
そしてこだわりの無添加ハム。 
しっとりしたパンにはバターが塗られて、正統派サンドウイッチ。

紅茶のおかわりは、何杯でも。
この夜は3杯ほどいただきました。

金曜日は夜の6時にはケーキが完売してしまうと言う。


 
ベートーベンの花は3日ごとに変わると聞いたことがある。
今夜のベートーベンは、何の花に癒されていただろう。
美しい季節の生花を楽しめるのも銀座ウエストの大きな特典だ。

 
 生ケーキが売れ切れにつき、この夜牛男さんへのお土産はドライケーキとなりました。
そして、CMですが、ツイッターによると1960年代から2009年3月までテレビCMを流していたそうです。

泰明画廊
 

お隣は泰明画廊。
銀座へお出かけの際は7丁目銀座ウエストへ。

 

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銀座も再開発

 
 
 

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