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2025年9月29日月曜日

初秋の銀座ウエスト #銀座

銀座ウエスト 8月28日撮影


 酷暑続きの今夏の私の良き思い出は、

夏のおしまいに2回ほど銀座ウエストに行くことが叶ったこと。

9月1日から営業時間が短くなり、閉店時間が1時間早まって21時になってしまうというので、8月のおしまいに、エイヤーと出かけたのが1回。

まずは、ベートーヴェンの隣に生けられたお花から。
りんどう、そらなむぱんぷきん、尾花、灯台躑躅

この時、銀座の街はまだ夏の装いでしたが銀座ウエストでは秋を迎えていました。ソラナムパンプキンは、ナス科の木だそうで、ハロウィーンの季節によく飾られていますね。

この夜も猛烈に暑かったので、アイスコーヒー。
静かに置かれたグラスにもうっとり。
グラスの銀座ウエストの金のロゴマークは、私は長らくキューピットだと思っていましたが、フリッツ君と言うそうです。

注文したサンドウィッチを待つ間、営業時間変更のお知らせを改めて読む。
この情報を得た時の衝撃は大きく、落胆した。夜しか活動できないドラキュラにとっては、恨めしい夜の営業時間の短縮。


久々にライ麦パンのサンドウィッチ。
小麦アレルギーなので、小麦も入っているとはいえライ麦の方がちょっと良いのではないかと考えた次第。量も抑えてハーフの野菜サンドに。
アレルギーの野菜は避けて作っていただきました。



ちょっと落ち着いてお隣を見ると、普段着でふらりとやってきたと言うふうなお爺さまが新聞を読んでいた。パシャパシャと写真を撮って、忙しい観光客だなと言うふうに私をチラリと睨んだ。
そう、私は銀座に行くとなれば、一張羅を着て、イタリー製のパナマ帽を被り(電車内では完全遮光帽子)、遠い昔に買ったブランドのハイヒールを引っ張り出して履いて、肩が凝るほど気張るのだ。
お爺は、銀座にビルを持ち最上階で暮らしているのだろうか。お食事後の日課が銀座ウエストで新聞を読むことなのかもしれない。



8時前に入店できたものの、既にケーキは完売し、カスタードシュークリームとミルフィーユのみでカスタードシューをいただくことに。





カスタードクリームが美味しいったらありゃしない。この時の幸福感が今でも蘇る。この夜私は犬になりたかった。紙に残る少々のクリームも残すことなく舐めたかったから。
と、この時店内に流れるクラシック音楽は、ヨハン・シュトラウスのラデッキー行進曲(←YouTube小澤征爾指揮こちらをクリック)でした。

この夜、各テーブルに置かれていたお花は、もから。

そして、荒井裕子さんの展覧会に行った夜。
栗、鶏頭、花虎の尾、尾花、たかのはススキ




暑さに耐えかねて、またアイスコーヒー。


この夜もハーフの野菜サンドウィッチを注文したつもりが、私の説明不足でフルの野菜ハムサンドに。
ハムも貴重な無添加ハムですから、いただきました。

この夜は、シュークリーム、ミルフィーユ以外にチョコレートパイがかろうじて残っていて、カスタードシューと迷いに迷って初めてのチョコレートパイを注文!


チョコレートパイも予想以上に美味しかった!チョコレートクリームの甘さがかなり控えめで、カカオが濃厚。生クリームがチョコレートクリームとマッチして、チョコレートクリームのお味を見事に引き立てている。
この時、流れていたのは英雄ポロネーズ(←YouTubeアシュケナージ演奏こちらをクリック)


またまた銀座の住人風の爺やが扉を開けて入店。
慣れた様子で店内の空いている席に、よっこいしょと腰を下ろした。
背中にビル持ちですと貼っているわけでははいけれど、銀座のビルの数だけオーナーがいることは確か。


この時は、残すところあと一つの厄介ごとと思って銀座ウエストの思い出を糧に乗り切ろうと思ったのですが、

その後一大厄介ごとも発熱したものの、なんとか済ましてあとは年末までに心穏やかに過ごせる!はずが、
また悩ましいことが。
生きている限り、そんなものですね。
また銀座ウエストを楽しむ夜を想って生きて参りましょう。


#銀座
#銀座ウエスト

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