自民党が強行に推し進めようとしている大きな政策の一つが辺野古新基地建設だ。
つい先ごろも辺野古新基地予定地の大浦湾のマヨネーズ並みの軟弱地盤についての技術評価でお墨付きを与えた有識者が工事受注業者から寄付金を受け取っていることが明らかにされた。
ここでも動いたのは「カネ」だ。
国が沖縄県民が反対する新基地建設のための軟弱地盤改良工事を強行することに、今回は高裁、つまり司法がそれをやってしまえとばかりに「承認命令」したのだ。
琉球ガラス |
辺野古・大浦湾には、多種多様なサンゴやジュゴンなどの絶滅危惧種が262種も生息し、海域生物は5300種以上が生息しているという。
そんな貴重な海を潰してしまうのか?
沖縄が抱える米軍施設は31にも及び、その面積は1万8,609ヘクタール、東京23区のうち13区に匹敵する面積となる。
先の大戦では、沖縄が本土の捨て石となって地上戦を戦い多大な犠牲を強いたことは、言うまでもない。
そんな沖縄を米国の国会議員はどう認識しているのか。3ヶ月ほど前に、路上のラジオに登場した弁護士猿田佐世さんの言葉に驚愕した。沖縄県は2000人ぐらいの人口 だろうとある米国の国会議員が言ったそうだ。およそ145万人もの人々が暮らす沖縄なのに関わらず、人口の少ない「小島」と言う認識なのだろう。
猿田氏は、この辺野古の問題も米国サイドから動いてもらうべく活動を進めている。
例のない難工事を強行しようと辺野古にこだわるのは、むしろ日本政府サイドなのではないか。
是非とも辺野古代執行訴訟 沖縄県知事の意見陳述全文(琉球新報)をお読みください。
数字で見る沖縄の米軍基地 沖縄県
西谷文和路上のラジオ第147回←こちらをクリック
ゲスト 猿田佐世さん 「新しい外交、しっかり交渉し、戦争を防ぐ。」前後半30分のYouTube動画も是非ご視聴ください。
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玉城沖縄県知事が、肺炎で入院されたことが報じられています。訴訟でも相当の心身のご負担であったと存じます。ご回復をお祈りいたしますとともに、療養に専念できますように。
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