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2023年12月23日土曜日

ここで深呼吸15 広島 縮景園・饒津神社

饒津神社(にぎつじんじゃ)

 

アレクサンダーテクニック講師の白井幸子さんから年の瀬に、秋の広島の絶景写真が届きました。

気分転換に先月末に行ってきたそうです。

最初に広島駅新幹線口から徒歩15分に位置する饒津神社(にぎつじんじゃ)の恵比寿天の写真から。
片足を岩の上に乗せて、釣り竿片手に、大きな鯛を抱えて、朗らかに笑っている姿になんだか気分が上々になるではありませんか。水上交通、漁業、水商売の守護神。貿易、金運良好、商売繁盛のご利益があるそうです。
縮景園 濯纓池(たくえいち)

 縮景園は、江戸時代1620年(元和6年)に建立された神社で、広島駅から徒歩で15分ほど。
広島藩初代藩主の浅野長晟(あさのながあきら)が作らせた藩主別邸が起源で、江戸時代の大火や投下された原爆で大打撃を受けるもその都度復旧したとのこと。
広さは、4.76haで、東京ドームよりやや広い。

縮景園 濯纓池(たくえいち)

 

重なる真っ赤な紅葉が美しいですね。

縮景園は四季折々の花と紅葉が楽しめるようで、3月は梅、椿、桃、4月は利休梅(りきゅうばい)、桜、5月にかけて、つつじ、はなみずき、さらさどうだん、牡丹、藤、石楠花(しゃくなげ)、睡蓮、あやめ、黄菖蒲、山法師、6月にかけてさつき、花菖蒲。

私は、特に椿、牡丹が見たいですわ〜


赤にもグラデーションがあって、それも美しいさまですね。

縮景園 濯纓池(たくえいち)

暑い日だったようですが、風もなかったのでしょう。鏡に映るように池にも絶景が広がっています。

巻き始めた綿菓子のようで、いい空ですね。

饒津神社(にぎつじんじゃ)

 最初の恵比寿天の石像は、こちら饒津神社のもの。

やはり江戸時代1706年(宝永3年)広島藩主浅野綱長によって 建立され、投下された原爆の爆風で本殿、唐門も破壊され、本殿の出火により、樹木も数十本の松の木が残るのみだったそう。被爆者の避難所となったが、多くが境内で落命したとのこと。戦後、仮殿、本殿が再建され、戦前の姿に復元されたのは1984年だったと。

鶴羽根神社

おしまいは、鶴羽根神社。こちらは、鎌倉時代に源頼政の室である菖蒲の前が落ち延び、没後に家臣であった池田左衛門が1190年に建立したとそうです。享保時代の火災、戦乱で現在の位置に移ったのは1835年。投下された原爆で社殿は廃墟となり、その後再興されて現在の姿に。
11月とあって、七五三ののぼり旗がはためいています。澄み切った秋空に黄色い銀杏の木が映えています。

 

白井さん年の瀬のお忙しい中、有難うございました。

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