政治資金パー券収入の裏金化をめぐり、これまで同じ釜の飯を食ってきたとでも言おうか、同じ派閥内で、「実はあいつが」などと内通する事態に陥っているのか、スクープのように書きまくる朝日新聞。漏らすのか、漏れるのか、検察にもなんだか、懐疑的になってきている。
安倍政権下で、検察は様々な疑惑に追求の刃を向けず、この2、3年の朝日新聞の政権への阿りは酷いものであったから。
そんな中で、ズバリの緊急配信がアークタイムズであった。
裏金問題の本質を政治史の中で抉るように語ってくれる特別ゲストを迎え、また、尾形さんが煽る新聞報道と検察への違和感のようなものも交えて進行してくれた動画配信となっています。是非ともご視聴ください。アークタイムズ緊急プレミア配信 平野貞夫さんに聞く
今日、この度のような政治不信を招く組織的な犯罪行為、もしくはそれに近い事件と言えるの根本問題は二つあると言う平野貞夫さん。以下は動画の最初の平野貞夫さんの言葉です。
◆のし袋に入れば、「お金」ではなくなる。「これをお納めください」がどの世界でも気持ち、心になる精神構造の日本人。
◆議会で「嘘も方便」、それを間違えて上手に嘘をついて渡るのがどの世界でも一つの能力のように評価する日本。
議会政治を築いた国はどこもキリスト教の国で、キリスト教の国では教会が議会に分かれた社会的教会が議会だ。今でも先進国の議会では議会に入ったら教会に入ったことでそこで嘘をついたら、神様に嘘をついたということ。嘘をついたらどんな嘘もギルティー。そういう習慣があるから議会制民主主義を達成する。
日本では役人の世界でも政治家の世界でも企業の世界でも学者の世界でも要領よく嘘をついた人が出世して昇進する社会が作られている。 こういうところから反省しなければ。
平野さんは、裏金という言葉も誤りだと言う。
◆裏金という言葉が悪い、犯罪の金だ。キックバックというサッカーの言葉を使ってはダメだ。汚い金なんだからと。
◆来年は自由民権運動を始めて150年目(1月17日)それで、日本の議会のレベルがこのレベルかと。彼らの意識よりもっと低い。特に政治家の意識、それを助長したのがマスコミだ。
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