気温16度、少しひんやりした夜の酉の市。
並ぶ屋台の先から押し寄せる人の波。
若者と子供連れの家族でっごった返していた。
屋根のあるアーケード街では屋台の数が、以前の3割減といった感じで、屋台と屋台に間があった。
コロナ感染の配慮なのか、コロナ禍でお祭りが激減して、露天商を廃業した人も多いのか。
今年は三の酉まである。
その一の酉とあって熊手はまだまだ数があって、競うようにきらびやかに並んでいた。
熊手には、金、銀、パールではなく、金の大判、小判、金の小槌に珊瑚という財宝満載。
おまけに、大吉、福、開運まで詰め込まれているのだから、
お金では買えない夢が載っているわけだ。
夜しか出歩けないドラキュラである私は、一年中こんな熊手を背負って夜道を歩きたいな。
しかし、鯛はともかくとも、七福神をも背負うとなると重いだろうな。
おまけに来年の干支の兎がぴょんと跳ねてしまったら、夜道を熊手を背負って追わなければならない。
今年驚いたのは、お囃子が全員女性だったことだ。
神道は、家長制度を重んじる男尊女卑ではなかったか。
街から飲食店が大分消えてしまってそれが大きいのだろう。
そうすると、実は熊手も以前ほどは出ないのかもしれない。
二の酉で、求める熊手、小さな福の升を予約しました。
二の酉は、11月16日(水曜日)です。
過去の酉の市ブログ
一の酉 2017年
三の酉 2017年
一の酉 2015年
二の酉 2015年
一の酉 2014年
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