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2022年11月1日火曜日

東京新聞


新聞買うなら東京新聞という時代なんだな、と思った。

夜スーパーマーケットへ新聞を買いに行ったら東京新聞だけがない。

続いて、コンビニへ。

やはり東京新聞だけない。

コンビニでもう一度舐めるように端から見ると、朱色の紙に東京新聞のロゴを発見。手に取ると、どうやら朝日新聞の土曜版の別刷りBeは中に入っているを、外側に出した感じなのだ。

朱色の広告紙に新聞が包まれている感じ。

帰途、もう一度スーパーマーケットの新聞コーナーをみると、朱色一色の束を発見した。東京新聞のロゴは後方で正面からは全く見えない。
朱色の新聞の束はどこの新聞社のよりも厚く、一部も売れることなく、明け方からそのままという感じだった。

駅の入り口にあった新聞の売店、一間ほどの小さな店先に、のど飴やガム、ハンカチなども売っている店のオヤジさんなら、「どこの新聞探しているんだい?東京新聞なら今日は赤いヤツだよ」なんて言ってくれただろう。そもそも新聞社のロゴが見えない面を正面に置いたりすることもしないだろう。けれどコロナ禍に売店も無くなってしまった。

1日限定で親切な私は、直して東京新聞のロゴを全面に差し直した。

でも夜に朝刊を買う人は、ドラキュラ以外にいるだろうか。

朱色の広告は、愛知で今日開園のジブリパークでした。


 さて、東京新聞『本音のコラム』、火曜日の鎌田慧さんは、狭山事件でした。

字が書けない、非識字者である犯人とされる石川さんが、脅迫状を書けるはずがない。10月31日(1974年)が東京高裁で石川さんが無期懲役刑 を宣告された日。狭山事件の再審を求める市民の会は、最近開示された「証拠」の鑑定結果を東京高裁の法廷で尋問してほしい、とする集会を先週の金曜日日比谷の野外音楽堂で開き署名運動を始めたそうだ。

鎌田さんは、エリートの裁判官が「おれは字が書けません」と抗弁する非識字者の悲しみを理解できなかったと綴っている。

 

日本のブログ読者にこの狭山事件を知っている人はどれだけいるかと思う霜月1日でした。

明日水曜日の東京の最高気温は23度、最低気温は13度、晴れ時々曇りの予報です。



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