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2024年4月11日木曜日

小池百合子都知事、初の女性総理候補に暗雲か


 またもや小池百合子都知事のカイロ大学卒業の学歴詐称の告白人が現れた。報じたのは月刊文藝春秋。

小池都知事は、自著にカイロ大学を主席で卒業と記している。

 東京15区の衆院補選に立候補→国政復帰→初の女性総理大臣のシナリオかと囁かれていたが、補選出馬はなかった。この時、ジャーナリストの佐藤章さんは、小池氏は総選挙の時期を見誤ったか、何か自らの事情があるのかとYouTubeで語っていた。その何かには、燻る学歴詐称のことか?とも言っていた。

小池百合子氏の学歴詐称疑惑は、2020年エジプトでの小池氏の同居人の証言も掲載された石井妙子氏の著書『女帝 小池百合子』が世に出たのが最初だった。昨年11月には同居人だった人が実名北原百代を明らかにして、北原氏が小池氏との暮らしの様子、小池氏のアラビア語の学びの様子などYouTubeでも詳細を語った。

この度は、小池百合子氏が環境大臣時代の頃からの元側近小島敏郎氏の告白だ。『女帝小池百合子』で学歴詐称疑惑が世間に知れた後、これを打ち消したのは、エジプト大使館のフェイスブックに載ったカイロ大学学長の卒業を認めるかのような声明文だった。

その声明文作戦を考えたのが、小島氏で、その声明文を書いたのはジャーナリストA氏だというのだ。

それが本当ならば、首席でとまで言う小池百合子都知事は『ふていやろう』だ。

自民党が牛耳る東京都議会、石原都政はブラックボックスだと、都政の透明化を掲げて都知事となった小池百合子氏は、今や自民党べったりで、しかも女帝っぷりを発揮している。

裏金騒動真っ只中の八王子市長選で、元都民ファーストの都議会議員だった市長候補者2人をほっぽり出して、自民党統一教会裏金議員の萩生田氏の子飼い候補者の応援に出向いた小池都知事。

東京新聞

都議会では、小池知事の意にそぐわない議員の質疑には都知事が答えないと言う。立憲、共産党議員の発言の取り消し決議などの事態は、多数を占める都民ファ、自民、公明の小池翼賛会になっているようだ。

外苑開発でも住民、都民側ではなく開発側に立つ小池都知事。緑をモットーに緑をバッサバッサと切り倒す。伐採女帝の呼び名がついた。

つい先ごろも税金18億円も使ってプロジェクションマッピングで都庁を飾る。一方で、児童生徒と保護者の悩みを聞いて支援するスクールカウンセラーの雇い止めを行った。教師が広がる業務に対応できない中で、欠かせない存在であるスクールカウンセラーの人員がそもそも少ないのに解雇ということだ。雇い止めにあったカウンセラーも職を失ったわけだ。派手なことはやるが、地味なことは必要性の有無もなしに切り捨てる。

東京新聞3月31日

コロナ禍で患者を受け入れ機動的、献身的に動いた都立墨田病院は記憶に新しいが、都立病院も廃止としてしてしまった小池氏。医療、福祉の分野こそ、採算を別にして税金を投入して都民の健康、生命、将来起こりうる感染爆発の際に役割を果たすよう支えるべきだ。 

 遡れば、東京五輪中止を政府に訴えもせず、東京ではコロナ感染爆発が起き、受け入れ病院の不足から、多くの人が在宅で命を落としたのだ。病院での治療が叶わず、訪問医療の医師が死亡診断書を書くしかない時に、患者の自宅のテレビに小池都知事が高価な着物姿で五輪の旗を振っている姿が映って、怒りを覚えたと医師が言ったテレビの報道番組の場面が記憶に深く刻まれている。

今月28日投票日の東京15区衆院補選では都民ファの乙武氏の応援に小池氏は全力で臨めばいいさ。

しかし、この後の都知事選出馬にはご遠慮願いたいな。

 

野望だけの政治屋は要らない。
真に日本に暮らす人々のための政治となるように
政権交代を実現しましょう。


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