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2017年12月4日月曜日

師走の銀座



土曜の夜に、
イルミネーション目当てに銀座に出かけた。
珍しく良人もその気になったので同行した。
良人を伴っての銀座は、およそ2年ぶりだ。
降り立った有楽町駅も賑わっていた。
銀座の土曜日の夜の賑わいを見るのは、随分と昔だった気がする。
良人を伴っての以前の銀座のブログには、季節は違うけれど土曜の夜の銀座を閑散としていると綴っている。


実に、一昨夜は、外国人観光客が多かった。
一時は、爆買い客も減少して、百貨店の売り上げも落ちたと言われたけれど、また回復しているというのは本当だと実感した。

マロニエゲートのお花やさんでは、レインボーカラーのカーネーションが冬の冷たい空気に一際映えていた。





こちらのショーウインドーは話題のブランドモンクレールです。
そして、銀座に出てきた甲斐あり、
ため息が出る美しさは、圧巻のブルガリのセルペンティイルミネーションです。
2014年にも写していますが、
今年のセルペンティは、カラーチェンジもあって、
ますますクラクラ、息を飲む美しさです。
こんな蛇になら絞め殺されてもいいという感じ。


うっとり見惚れていると、
どうにも良人がうるさかった。
普段は引きこもっている良人のうつ病の良いリハビリにもなるかと思って、良人を連れて来た今回だった。
元々、無口という病気なのに、どういうわけか小さな声で小言を言い続けるのだ。
やれ、道の真ん中で、写真を撮るなだの、止まるなだの、
レンズを変えろだの。
「口を縫い付けてしまいたい!」と言ったら、
この言葉に覚えがあるのか、ちょっと口元が緩んで、小言が一瞬止まった。


良人が、責め立てるように、「食事はどうするんだ!」と言うので、松屋に入った。
松屋の店内の演出が、魅力溢れるので、撮影に興じていると、
再び良人の小言が始まってしまった。


うるさいので、止む無くレストラン街へ。
ヘルシーなお寿司を選択しました。
 乾山で、それぞれにちらし、と握り盛り合わせを一皿を注文。








松屋の売り場にも、
外国人客が多かったけれど、
こちらの乾山にも、静かに和食を楽しむ外国人のご夫婦が、おられました。





これだけ食べて、およそ8千円と銀座としてはリーゾナブルです。
美味しかったと良人は大満足で、小言はピタリと止みました。











銀座松屋を出ると、
クラクションかサクソフォンか〜という歌のセリフではないけれど、 師走の銀座の冷たい空気を揺らす、
サクソフォンが鳴り響いていた。
しっとりと響く音色に、多くの人々が足を止めて、
惜しみなく拍手を送っていた。


こちらは、四丁目交差点で、
大声で、一人芝居かと思ったら、
オーバーアクションで、
フェイスタイムでもしていたみたいだ。







銀座をという街は、人を飽きさせないところだ。
四丁目交差点のルカフェドトールで、銀座を見渡すことに。
銀座まで来てドトールなんてと以前は思っていたけれど、
銀座の絶景が、ドトールであってドトールではないのだ。
今回で三回目となる。
 はとバスは、10台ほどは見送っただろうか。

交差点で動画を撮り続ける、外国人の男女、
交差点をバックに顔写真を撮り続ける男性2人組もいた。
人も車もいろいろだ。
今時分なら、ドラキュラは、4時までいることができる。
始発で帰っても、日が昇って来ないから。
しかし、残念ながら、ドトールは23時が閉店だ。



安藤七宝店のショーウインドーのお品を鑑賞して、有楽町へ。




銀座の再開発も、まだ途上です。








有楽町マリオン

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