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2017年12月25日月曜日

クリスマスケーキ

安藤七宝店 銀座

クリスマスイヴの良人は、
前向きだった。
無宗教の良人の、その弾むような様は、
クリスマスケーキへの思いだったようだ。
思えば、随分前から、お気に入りのケーキ屋さんにチラシを取りに出かけ、予約票に自ら記入して、またケーキ屋さんに出かけて行った。
Photo Ushio
 昨年は、私がグルテンフリーを始めたため、クリスマスケーキはなかった。
無口という病気の良人は、もしかするとそれを根に思っていたのかもしれない。
このブログを読めば、グルテンフリーと言いながら、私はちょいちょいカフェで1人でケーキを食らっていることがわかる。
『こっちは、グルテンフリーに合わせてクリスマスケーキを食べられなかったんだ。』と、一年も苦々しく思っていたなら、ちょっと怖いな。
Photo Ushio

 一方の私はよれよれで起き上がれなかった。
ダイソーで買った組み立て式の収納箱も放ったままだ。
いつか収納、
いつか断捨離だ。
昨夜は、皮膚や眼を傷める洗濯機、除湿機のピラピラランプの遮光をより確実にするための工作に懸命になったのだ。
川崎アゼリア

バレーボールの天皇杯も皇后杯も夢の中だった。
その間に、良人はいそいそと予約したケーキを受け取りにケーキ屋に出かけたようだ。
エンジンのかからない私をじっと待つこと4時間、
パルシステムの温めるだけのチキンが温まるのを待っている間、
良人は愛しいクリスマスケーキをあっちからこっちから舐めるように撮影していた。
Photo Ushio

 温めるだけとは言え、早期予約割引に飛びついて購入したパルシステムのチキンは、大きくでお鍋に入らず苦戦した。
そんな巨大な骨つきの鳥の足を平らげて、ホールケーキの半分を難なく食した良人は、上機嫌だった。
そして、お気に入りのケーキ屋さんが「テレビで良く取り上げられる他のケーキ屋さんを抜いて、グーグルで地域ナンバー1になっている。」と嬉しそうに言葉を発した。
単にホールケーキを食らうのが喜びなのだろうか?
クリスマスケーキに特別な思いがあるのだろうか?
クリスマスケーキのデコレーションに夢や希望があるのだろうか?
良人が撮影したクリスマスケーキの写真を見て色々考えた。
銀座

クリスマスの今日の東京の最高気温は14度、最低気温は7度、
曇り後晴れの予報です。
今年最後の月曜日は、冷え込みが少し緩みますかね。
悔いのない1日となりますように。

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