世間で広がる「墓じまい」と言う言葉があるが、
今農村で交わされている言葉は「農じまい」だ。
こんな言葉を農家に言わせてはならない。
日本の農業は崩壊局面にある。
我々は田畑を売って他の職業に就けばいい、が、困るのは消費者だ。まだ残る農家と消費者が力を合わせて、
保守も革新もない、連携が必要だ。農業を滅ぼす政治を変えていかなければならない。
今日はその第一歩と語ったのは、令和の百姓一揆代表で、山形の米農家の菅野芳秀(かんのよしひで)さん。
昨日3月30日開催されたのは、おそらく初めての農家の方々のトラクターデモ。全国から集まった「お百姓」の皆さん、中には長崎県五島列島から駆けつけた方もおられ、それぞれ一言訴えた。
国会で声を枯らして、政府に農業政策の見直し、農家、酪農家保護を訴えてきた多数の野党国会議員(共産、れいわ、社民、立憲)、無所属議員も駆けつけ連帯の狼煙を上げた。
そして、法螺貝が吹かれてトラクター30台、参加者3200人が港区青山霊園を出発、渋谷区代々木公園まで行進した。
昨日は、全国14箇所(山口、岐阜、奈良、沖縄、富山、熊本、福岡・南筑後、京都、 滋賀、大分、北海道、千葉)で令和の百姓一揆 集会デモが行われた。
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東京新聞 2025年2月2日 |
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東京新聞 2025年2月2日 |
鈴木教授は、2023年8月13日の東京新聞では、農産物が「生贄」になったと厳しい言葉を記している。米国の思惑に乗り、農産物を米国への「生贄」にして自動車などの輸出利益を増やしたと。
これは、酪農も同様で、政府は乳製品の輸入維持を優先するため、日本の酪農家は搾った牛乳を毎日廃棄し、さらに政府は強制的に減産を要請し乳牛の処分が求められ多くの酪農家が廃業に追い込まれたことも記憶に新しい。
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東京新聞2024年9月15日 |
3月のおしまいの今日は、東京で行われた令和百姓一揆 トラクターデモのライブ配信を是非ともご視聴ください。
お忙しい中、参加されたお百姓の皆様お疲れさまでした。
今日の東京の最高気温は10度、最低気温は7度、曇りの予報です。
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