昨年3月の国会で安倍政権下で、政府が個別の番組にも口出しをしていることが明らかになった。民主主義国家では本来あり得ないこと。テレ朝では、安倍トモの早河洋氏が2009年から社長、2014年から会長として15年も君臨し続けており、同じく安倍トモ幻冬舎社長の見城氏が審議委員、審議委員長として20年も君臨し、今や情報番組のワイドスクランブルでは番組内で幻冬舎の本の宣伝をガンガンやっているそうだ。
少し振り返ってもテレ朝の偏りにゾッとする。
朝生では、安倍トモの自称国際政治学者が番組を仕切り 、森友学園問題、加計学園問題、桜を見る会、大した問題じゃない。外交の能力が抜群だなどと延々と安倍氏をヨイショし文字どおり朝まで独演会状態だった。
安倍元首相が銃殺された後、統一教会と安倍元首相、祖父の岸信介元首相との関係が明らかになる中で、ゴールデンタイムの報道ステーションでは、頑なまでに統一教会の報道をしなかった。(被害者救済の立法措置のあたりで少しだけ)
防衛問題では、やたらと危機を煽り防衛費の増大止むなしとし、沖縄、南西諸島に次々配備されるミサイルなど住民の戸惑いなどは報じない。
テレ朝は政府と一体となって国民をどっちに連れて行くつもりなんだ?と。
田中優子法政大学元総長と前川喜平元文科次官が共同代表となって市民グループ(テレビ輝け)がテレ朝株をおよそ4万株買って物を申した。昨日8日、株主提案を行なったのだ。
会見では、田中氏はテレビへの批判ではなく励ましと述べ、前川氏はとりあえず10年前に戻って欲しい、テレビは公の器であり政権の監視の役割もあるなどと述べている。
本日は、元朝日新聞記者でジャーナリスト佐藤章さんが、報ステ、コメンテーターの古賀茂明さんや、古舘伊知郎さん、番組プロデューサーらの降板、異動などが一斉に起きた2015年を振り返り、今のテレ朝の実態など厳しく論じたYouTube動画を是非ともご視聴ください。
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