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2024年4月15日月曜日

ドラキュラの嘆き

東京新聞4月14日


「すみません。すみません。」の人生となった私。
難病を抱えてから。
やっと東京新聞が今日1面で報じてくれた。
レジなどのタッチパネルの問題。
人手不足の折の救世主で健常者には便利かもしれない。
けれど、重い光線過敏の症状の私には使えない。
皮膚も傷めるし、目が痛くてどうにもならないのだ。
スーパーやコンビニの支払い機では、強烈な光が数箇所から放たれている。
サングラスでも目が痛むので光る箇所を数えることも困難だけれど、お釣りが出るところからもピカーピカーと光が出ている。

 レジの自動化が進む以前からもそもそもスーパーマーケットの店内の照明も厳しい。帽子は欠かせないし、今時分なら光を通さない革の上着を着用して入店する。
加えてのレジの自動化による、自動支払機の問題が生じて更なる苦難となっているのだ。
 支払いの際、列を成しているところで、パソコンに向かう顔の体制を整えて、数箇所に及ぶ光に遮光板を当てて抑えるのは困難だ。トライするまでもない。列に並ぶ人々から怒号が飛ぶことは間違いない。
想像しただけで、身が縮む。
馬酔木
 つい先日、真っ暗になった夜になって気分転換にコメダ珈琲店に入ろうとしたら、受付がタッチパネルだったので、入店は断念した。新しい店舗で、店内のテーブル席には、垂れ下がったペンダントライトが下がっていたので、そもそもダメだったなと心を収めた。
 
コンビニでは、完全自動化の支払いとなっている店舗は利用できない。
スーパーマーケットで最も利用しやすいのは、成城石井だ。店内の照明の光が比較的抑えられていて、支払いの対応等も人によるものだ。でもお値段が高い。
東急ストアは、店舗にもよるでしょうけれど、一応21時までは、人によるレジ支払いのレーンが一つ設けられている。ただし店内がかなり明るい。
イトーヨーカドーは、人によるレジも数レーン設けられている。照明は以前は天井に多数張り巡らされて入店困難なほど明るかったけれど、省エネのためかこの1、2年で照明数も減り入店が可能になった。
西友と地元スーパーは店内の光は東急に比べればマシ、レジは自動だけれど、心あるスタッフが代わりに支払ってくれる。心あるスタッフが辞めないことを祈る人頼みだ。
常盤万作
 
常々、眼がご不自由な人たちはどうしているのかと思っていた。
自動レジを設置するコンビニもスーパーのほとんどがハンディキャップドのことは眼中にないと言うのが現実なのだ。

東京新聞に「今後、より無人化が進むとおそろしい」と声が載っているがそのとおり。


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