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2024年3月3日日曜日

本田由紀さんの魂の叫び 3.1国会前緊急行動


 本田由紀さんについて、私は想像を逞しくしていた。

歳は43歳ぐらい?物静かな雰囲気で、自らの考えなどは微塵も表に出さない人?ちょっと気取った感じかな?

新聞紙面で書評などの拝読を重ねて私は勝手に本田さんを妄想し続けていた。肩書きにある東京大学大学院の教授ということしか確かなことはわからないというのに。ある時、歳は43歳より上であることは知り得た。今思えば、ネットで名前を検索して調べればいいのに。

私は、抱える難病で真っ暗にならないと出歩けないので、会わなければいけない人とも、会えないままにいつしかその関係が終わるということが多々ある。
電話の声や手紙やメールだけで、相手の姿をあれこれ想像するのだ。

かつて父の地方税の支払いに、父にかかる医療費を控除してもらうべく父の代わりに私がその手続きを数年間やっていた。父の住まいの区役所の担当者に私自身の難病をご理解いただいた上で、郵送で了承してもらっていたのだ。担当者と電話でやり取りをして、領収書と集計表を送って手紙を添える。それを数年繰り返したある春のこと。返送をお願いしていた書類と共に、一文が添えてあった。
私も定年を迎えました。来年のことは後任に引き継ぎますのでと記してあったのだ。
親切なその方に直接会ってお礼を言いたかったのに、どうにもならないことで、寂しさが募った。
ある時は、父の介護責任者に会わなければならないことがあり昼間に限るというものだった。困り果てて、以前の職場の同僚に有給休暇をとってもらって私の代わりに出向いてもらった。
 その介護責任者とは数えきれないほど電話で話をしていた。きっと小柄で、小太りの人に違いないと、電話の度に想像のその人が浮かんでいた。
ところが、実際に会った同僚によれば、棒のように細い、背丈は中背の女性だったという。
 
話を戻すと、国会で衆院予算委員会が開かれていた昨夜、国会前で緊急行動があったのだ。
さよなら自民党、裏金議員の説明責任を問うとして。
Choose Life ProjectがYouTube配信をしてくれていたそれを聴きながら、コールに合わせて家の中で声を上げたのち、3人目の訴えに本田由紀さんと紹介があった。
まさか、あの本田さん?本田先生?
本田さんも、今夜はこういう機会をもらったから、言わせてもらうとブチ切れたように話し始めた。
まさに魂の叫び。
本田さんは私の思うところ全てを言ってくれたのだ。
しかし、想像の本田さんの感じとはまるで違う。思わず、皮膚を覆って画面を覗いた。訴えと同じ、気取りのない姿にびっくりした。
どうか、皆さまもご視聴ください。ようやく選挙権を得たという高校生の訴えにも深く敬服した次第。

 
ご参加の皆様、スタッフの皆様お疲れ様さまでした。
 
 
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