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2024年3月15日金曜日

政府は成田悠輔氏を積極的に起用していた


 政府が成田悠輔氏を積極的に起用していたとは。

積極的と言っていいだろう。財務省に農水省だ。

今日このことを国会で明らかにしてくれたのは、れいわの山本太郎代表だ。

私が、最初に成田氏の発言を聞いたのは、2年前の春であったかテレビ朝日の朝の番組だった。その時は高齢者の集団自決の言葉はなかったけれど、成田氏の首を傾げたくなる発言に、すぐさまネットで、またおかしな奴が出てきたぞとつぶやかれたのを良く覚えている。

その後、成田氏は主にネット動画で高齢者の集団自決を勧め、切腹という具体的な言葉を発信し注目を集め、その後高齢者への攻撃の言葉を強める輩がゾロゾロ出てきた。そして若者と高齢者の分断の気運が高まってしまった。

成田氏のこの高齢者の集団自決、切腹の発言が波紋を呼ぶ中でTBSは夕方の長時間の情報番組、夜のニュース23でも起用し続けた。

こうしたTBSの対応に非難の声がSNSで数多く呟かれてもTBSは彼を起用し続けた。

どこかで、誰かが高齢者を追いやりたい、若年層と高齢者層の分断を深めたい、その気運を醸成したい狙いがあるに相違ないと私は確信した。

なぜなら、
折しも自称国際政治学者が、やたらとテレビに出演して、森友学園、加計学園、桜を見る会の問題について、大した問題じゃないと、声高に繰り返し発言していたのが、他でもない疑惑の張本人である元首相に導かれて、まずは政府検討会などのメンバーに起用され、マスメディアに登場していったことが明るみになった矢先であった。ちなみに彼女が国会で、太陽光発電の中小事業者支援を訴えていたが、配偶者が太陽光発電事業者にかかるコンサル業務を営み(斡旋業者)であり、配偶者が詐欺容疑で告訴され、業務上横領容疑で逮捕されて、自称国際政治学者はテレビから消えていった。太陽光発電については背後に大物政治家がいるとも指摘されている。

今日の国会で、れいわ新選組代表の山本太郎氏は、

高齢者は集団自決、切腹すべきとの言説が存在することを指摘し、このような選民意識、優性思想を許すことはできないと訴えた。

 そして、高齢者は集団自決、集団切腹という言葉の生みの親である成田悠輔氏を政府、
農水省は広報番組に起用することを昨年末に発表、成田氏を大臣に見立てた番組を既にネット配信している。

農業従事者の約7割が高齢者であること、日本の農業を支えているのが高齢者であるにもかかわらず。

財務省の広報誌でも昨年7月号で主計局、主税局の対談記事5ページに渡り成田氏が登場していることを山本代表は指摘した。

いずれも、成田悠輔氏の高齢者の集団自決、集団切腹の発言の後、広く世間にそれが知れていた時ではないか。知った上での起用は意図してと捉えていいだろう。

山本代表は、岸田首相に政府が成田氏を起用したことは不適切であったと認める必要があり、慎重な人選について各省庁への通達を求めた。

  この山本氏の求めは、極めて重要だ。さもなくば、この気運はますます高まり、とんでもない事態を招きかねないと私は危惧している。

山本代表は質疑の中でこうも述べた。
高齢者の切り捨ては、障害者への切り捨て、生産性の低い者への切り捨てとつながっていく、人間を切り捨てるような社会を作ってはならないと。
佐賀県産ホワイトアスパラ

先ほどの自称国際政治学者の異様なまでのマスメディアへの出演といい、知能の低いB層国民をターゲットに「自民党をぶっ壊す!」をキャッチフレーズにと大手広告代理店と小泉氏が仕組んだ選挙といい、誰かが仕組んでいるに違いないだろう。
それに、今回一枚噛んでいるのは、財務省か?内閣官房か?
財務省の主計といえば、他でもない予算編成を行うところだ。膨らむ医療費に、そんな気運を高めたいと思ってもおかしくない。
しかし、医療保険料、介護保険料、本人負担とどれだけ高齢者を苦しめれば気が済むのだ。ふんだくった消費税をそれに当ててないじゃないか。
 
 
今夜は、今日の山本太郎議員の国会質疑、僅か20分のYouTube動画ですので是非ともご視聴し、拡散をお願いします。
 

 
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