日本のジェンダーギャップ125位(146カ国中)
日本の報道の自由度68位(180カ国中)
どちらも褒められた話ではない。どちらもG7では最下位、民主主義国家としては珍しい国と言えるだろう。
でもやはりと思わないではいられない。報道の自由が認められていないのは、政府関係者の記者会見の形態一つとってみても明らかだ。ジェンダー平等は、アクセルを踏んでいるように見せて、実はブレーキを踏んでいる。政権与党の支持組織が、真っ向反対しているのだから。
日本の民主主義はどんどん後退している。
もう一つ、つい先日の自民党のアシスト政党である維新の代表の堂々第2自民党宣言とともに、共産党はなくなっていいとの発言。
これぞ民主主義の否定、剥き出しになってきた権威主義国家、独裁国家を目指す意思表示だろう。
ここでふと、共産党攻撃に勝共連合(統一教会)への支援を要請する呼びかけではないかとも思った。
安倍元首相が亡くなって、旧統一教会との根深い関係が顕になったけれど、自民党(など)とその関係は断てないまま1年が過ぎた。東京新聞によれば、4月の統一地方選挙で教団側との接点を認めた都道府県議334人のうち、現職立候補者の9割以上が当選していたという。
敗戦後の出発点に遡って考える必要があると思う昨年7月からのこの1年でした。
A級戦犯として巣鴨プリズンに拘置された故安倍晋三元首相の祖父である岸信介が放免され釈放されたのは、東條英機らが処刑された翌日。同日釈放された児玉誉士夫と笹川良一。岸、児玉、笹川は、勝共連合(統一教会)を日本に招き入れ、アメリカが日本占領政策として戦犯を反共に利用するいわゆる逆コースにのってそれを利用していった。
今日の東京の最高気温は37度、最低気温は27度、晴れ時々曇りの予報です。
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