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2023年7月13日木曜日

袴田さん事件、検察はなぜ有罪立証にこだわるのか


袴田さんは30歳の時に逮捕された。
袴田さんは現在87歳。
袴田さんの人生は、台無しになった。
4人殺害事件の犯人とされ下された死刑判決。
袴田さんの人生が、姉のひで子さんの人生が着せられた無実の罪との闘いとなってしまったのだ。
 
 一昨日の弁護団の会見で検察の対応について弁護士の1人は「あなたの父親だったら、あなたの兄だったら、あなたの弟だったら、あなたの息子だったら、あなたはこういうことを許すか、」という言葉が心にささった。
 
無罪を訴えて57年、再審の扉は開いたり閉じたりして、やっと認められた再審にも、検察は有罪立証の旗をあげ死刑を求刑する。

何故だろう。
検察の威信?面子ということだろうか。
審理を長引かせることで、高齢になっている袴田さんに万が一のことがあれば、沸騰している世間もやがては静まりうやむやになることを狙っているのではと憶測されても仕方ないだろう。

昨夜のポリタス は今回の件でゲストに弁護団の1人戸館圭之さん。
再審のハードルの高さから今回の検察の有罪立証の方針について語ってくれています。
50分弱のYouTube動画で期限なく無料視聴となっていますので是非ご視聴ください。

ネット署名が始まっていますので詳しくは、袴田事件弁護団ホームページにアクセスください。
 
今夜の写真は静岡茶。事件が起きたのは静岡県清水市、犯人捜査が難航する中で 、事件現場裏の味噌工場の2階の寮に住み込みで働いていた袴田さんが決め手となる証拠なく(味噌に漬かった衣類は裁判開始後1年2ヶ月経って公判廷に登場した)逮捕されたわけですが、従業員の中で袴田さんだけがよそ者(現在の浜松市出身)で、他の者は地元出身だったということです。
 
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