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2023年7月29日土曜日

知らない人は知らない


 昨日、警視庁捜査1課、通称サツイチのレジェンドと言われる当時警部補が記者会見を行った。

主催者の週刊文春の動画配信でリアルタイムで10万人を超える視聴者数となった。

冒頭、元警部補は今回の件は、文春を読んだのではなく佐藤章さんの動画配信を普段から見ていて知ったとのことだった。

ここで佐藤章さんの動画の視聴者がいかに多いかと、配信している当人でもないのに私は嬉しい気持ちになった。今回の件、知らない人は知らないのは、被害者の可能性がある人物の遺族が再々捜査を求める記者会見を行ってもテレビが全く報じないからなのだ。

会見した元警部補は、今回の件に関わりたくないと思っていたそうだ。けれど、今月13日警察庁長官の「事件性が認められない」との発言に、遺族の感情に火に(油を)注ぐようなことを何で言うのだ。俺たちは、まず遺族のことを第一に考えて捜査をしてきた。ここで実名告白を決意したのだと言う。

元警部補によれば自殺を裏付けるものはなかったと言う。そして2018年の再捜査の際の結果を遺族には伝えないままにいるのだとも語っていた。ある時、突然捜査の打ち切りを言われ、自然消滅だと。

元警部補には、当時27歳だった息子の不審死に涙する父親、姉妹の会見が胸に迫るものがあったのだろう。

人の情がある人物なんだなと、感じる昨日の会見だった。 

会見には相当の勇気と覚悟を要しただろうし、記者からは身の危険を感じないかとの質問もあった。そこは案ずるところだけれど、

今の日本にまだこう言う人がいたんだなと、ほっとする思いだった。

そうして聞いた昨夜の佐藤章さんのYouTube動画は途中で眠ってしまって、先ほどの視聴となった。


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