20年前の8月13日、沖縄普天間飛行場から飛び立ったヘリが、沖縄国際大学構内に墜落して炎上した。
世界一危険な米軍基地と言われる米軍普天間飛行場は、市街地に位置し住宅や学校に囲まれている。危険除去のために普天間の返還を決めたのは28年前だ。
その普天間飛行場に代わるものとして辺野古新基地建設を政府は強行している。普天間が危険だから1日も早い返還のために辺野古新基地建設を進めるだと、国会で再三首相や防衛相が繰り返し答弁してきている。
しかし、やがて使用されなくなるはずの普天間飛行場を日本政府が217億円も費やして補修していることが東京新聞の情報公開請求で明らかになった。
琉球グラス |
13日の東京新聞によれば、普天間の返還時期を22年度と示した13年から補修工事は始まり、補修は米側からの要望で、億単位の契約や、完成までに数年かかる大規模な工事が目立つと言う。
防衛大臣経験者数人とのやりとりで、辺野古について(建設を)止めることは可能かと聞いたら、首相候補の1人でもある人が「無理ですよ」と答えたと。なぜなら「もう軍事の問題ではなく利権の問題だから止められません。」とはっきり言ったと言うのだ。
止めるなら「前泊さん、貴方がアメリカに行って、アメリカに止めろと言わせるしかない」と。
東京新聞8月13日 |
この時、前泊氏は近いうちに東京新聞に数百億円の予算が投じられて普天間の施設の整備が進んでいることが報じられるだろうと。
前泊氏はその整備内容について、滑走路の嵩上げ工事、ヘリ基地だったのに戦闘機用のストッパーが造られる、新しい兵舎が造られるなど大掛かりなものであることを語った。さらに米側もお金を投じて普天間の強化が行われているのだと。
8月12日配信のUI チャンネルのYouTube動画を是非ともご視聴、拡散をお願いします。テーマ毎に時間が示されています。
前泊博盛(沖縄国際大学教授)×鳩山由紀夫元首相 ←こちらをクリック
動画の始めは、 先ごろ明らかになった昨年末の米兵による少女暴行事件の問題。
6月に地元メディアが報じるまで、外務省、政府が事件を県に知らせなかった理由として、前泊教授は、憶測の域を出ないかもしれないけれどと前置きした上で
岸田首相は日米首脳会談で「これまでにない高みの域に達した日米同盟だ」と高らかに宣言した。
県議会選挙では、沖縄では野党の自公が大勝した。事件が選挙前に明らかになっていたら、結果はどうであったか。
沖縄県警が沖縄県に事件を伝えず、外務省にだけに伝えていた不可解な展開ついては、
○沖縄県警トップである本部長が警察庁の指示を受けたのではないか。(本部長は警察庁から派遣されている。)説明を求めているが、現在まで本部長は記者会見を拒否している。
琉球グラス |
辺野古新基地建設には、2兆円超の費用がかかることは自明で、それは血税だ。返還されると言いながら進められる普天間飛行場の補修?にも200億円超えの血税が既に投入されていた。
難工事の辺野古新基地ができるできる詐欺、普天間が返還される返還される詐欺ではなかろうか。
潤い続けるのはゼネコン、警備会社、その利権は自民党、公明党。
危険に晒され、美しい貴重な自然を奪われる沖縄県民。
税金を搾り取ら続けるのは国民。
そして米国の捨て石にされるのは、日本全土ではないのか。
政権交代を実現させましょう。
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