デモクラシータイムスのウィークエンドニュースの今週のテーマ、置き土産は新しい「戦前」と言うのが、まさにそのとおり。
国民は戦争に巻き込まれたくないと言う意思を世論調査でも示しているけれど、政府は戦争する国づくりを急いでいる。このことに、怖さ、違和感を感じる人は必見のYouTube動画です。
今週のテーマ
・首相退陣へ・政権3年の総括
・遠ざかる戦後 80年に向けて
・高齢者「定義引き上げ論」経済界から
岸田政権の3年
◆集団的自衛権を行使しないと宣言することはできる。それを選挙の争点にすればいい。(土屋さん)
◆事前に台湾有事は集団的自衛権で参戦しないと言っておいた方が良い。それで選挙に勝っていれば、集団的自衛権を行使できない。(土屋さん)
◆日米安全保障条約は、自動延長ではなく10年ごとに見直した方が良い。自動延長は明記されていない。大抵の国は(見直し)やっていること。
◆長崎の平和祈念式典欠席とG7大使のボイコット要請は駐日米エマニュエル大使の一存だった?米兵による沖縄の少女暴行事件を知りながら、与那国訪問、謝罪もなし。(半田さん)
土屋直也さんの話を初めて聞いたけれど、「集団的自衛権行使しないと宣言すれば良い」の言葉に希望が持てた。
多くの国民は台湾有事で日本が戦争に巻き込まれたくないと思っているのだから、野党はこの民意を汲んで選挙の争点にすべきだ。立憲民主党がこの点でも、曖昧な立ち位置にいるのが信頼を損なっていると思うのだが。
高齢者の定義引き上げについては、経済界は人手不足を理由としているだろうけれど、政府の年金支給年齢の引き上げと一体で進めたいのだろう。
フランスでは年金支給開始を62歳から64歳に延長に抗議のデモが止まず、国民の反発が強く選挙で与党が多数派から転落するに至った。
日本では、死ぬまで働くことを粛々と受け入れるのだろうか。私のように、日常の生活もままならない病人はどうすれば良いのだろう。
昨年7月の午前1時過ぎに、前を歩くヘルメットに作業服の小柄な男性の姿があった。足取りがおぼつかず、道の端で座り込むように止まってヘルメットを外した時、70歳はとうに超えて80歳を過ぎているであろう高齢者だったことに、悲しい思いが込み上げてきた。その人は肩で息をしていた。近くの夜間工事現場で働いていて、休憩時間だったのだろう。
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