国立科学博物館が、クラウドファンディングで9億円超を集金し話題となっている。
コロナによる入館者の減少、光熱費の高騰に資金繰りが厳しくなり、貴重な収蔵品の維持管理が難しくなったため、国に支援を幾度も要請するも却下されたそうだ。
科博がクラファンで集金したことについて、一昨夜テレビニュース番組でキャスターが、良き話として称賛し、このやり方を奨励していた。
政府のお先棒担ぎのマスメディア。
おかしくないか?
折しも、大阪万博建設費が当初予定の8割にも及ぶ上振れ分に国費を投入することを政府はすんなり受け入れたばかり。
大阪万博建築費は、上限1250億円としていたのが、2350億円に膨らんだ。これにより国の税金投入額は780億円に及ぶことになる。
「地球の宝を守れ」 の国立科学博物館が目標としていたのは1億円。
地球の宝を守ための1億円の負担を国は渋り、
大阪の一過性のイベントに血税をホイホイ780億円も充てる。
どこまでおかしくなってしまったのだろうこの国は。
今夜は、この問題を端的に語ってくれている深澤真紀さんの大竹まことゴールデンラジオ14分のYouTube動画を是非ともご視聴ください。
国立科学博物館クラファンから考える日本の文化行政←こちらをクリック
「やたらに民間と組めばいい、利権が民間にあってそこにわかりやすく何億の売り上げが立つとか、自分たちで稼げと。目先の日銭を稼ぐことが文化の役割ではない。目先の日銭を稼げと言うから大学の競争力はどんどん下がっている。」と深澤真紀さん。
今日の東京の最高気温は21度、最低気温は15度晴れの予報です。
文化、学術を蔑ろにする政府の姿勢をあなたはどう思いますか?
2 件のコメント:
あんこ節炸裂ですね。
おっしゃる通り!
国が衰退してしまう。もう、してるか😖。
コメント有難うございます。
政権交代で方向転換を!
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