法廷に立った秀子さん90歳。
57年無実を訴え続ける袴田巌さんの姉の秀子さんが、心を蝕まれて法廷に立てない巌さんに代わって出廷したのだ。
傍観者である私は、再審の扉が開いた時の喜びは消えて、苦々しいものになっている。
90歳と言う高齢で、法廷に立たなければならない姉の秀子さん。ご本人の巌さん87歳は、長い収監生活と死刑の恐怖で心が壊れてしまっていると言うこの現実。
「1966年11月15日、地裁の初公判で弟 巌は無実を主張しました。57年紆余曲折、艱難辛苦(かんなんしんく)ありました。再審裁判では弟に代わり、無実を主張します。巌に真の自由を与えてください。」
先月27日、法廷証言台で秀子さんはこう訴えたと言う。
袴田さんの冤罪事件は多くの人に知られるようになっていますが、今夜は配信されているYouTube動画にも認識違いがあると言う、弁護団事務局長の小川秀世さんの 「捏造の連鎖はなぜ起きた?」動画の他、10月27日再審初公判記者会見と11月10日同第2回の弁護団記者会見のYouTube動画をご視聴ください。
袴田チャンネル 袴田弁護団事務局長小川秀世氏公演
捏造の連鎖はなぜ起きた ?←こちらをクリック
若狭弁護士YouTube動画、郷原弁護士YouTube動画(ただし郷原弁護士の発言ではない)に苦言あり
第1回再審公判記者会見 ←こちらをクリック
第2回再審公判記者会見 ←こちらをクリック
袴田事件の理解を深めるためにこちらを是非ご覧ください。
関連ブログ
0 件のコメント:
コメントを投稿