上野にある6時閉店の店に行かねばならなかった土曜日、
その店を出た後、J1チャンピオンシップ決勝戦を観戦するべく帰宅するまでには少々時間があったので、気になる喫茶店を探して入った。
重厚なシャンデリアの下、階段を降りて高級喫茶を掲げる未知なる地下空間へ。
階段壁面にもシャンデリアが。
カメラを持って、店内に入るなり、
大正モダンボーイだったという先代の父親からお店を受け継いだマダムが、
「この床を撮って頂戴!真鍮で図柄の枠を埋めてから、流し入れたものよ。」
言われるがまま、シャッターを切ったのがアールデコ調の床です。
マダムには、逆らえない何か特別なオーラがありました。
で、思わず通路も撮りました。
続けて
「あーた、暖炉も撮って。焚いている時にいらしていただけたらよかったわ!」
暖炉はちょっと絵になりにくいのですが、マダムがいつかこのブログを発見するとよろしくないので掲載します。
大寒の頃に訪問すると暖をとってもらえるのでしょう。
私は、暖炉の上の時計に魅せられていました。
そして、圧巻のステンドグラスが待ち受ける、まさに古城の空間が広がっていました。
ロシア皇帝のエルミタージュ宮殿をモチーフにしたというステンドグラスは圧巻です。
昭和48年に贅をつくして開業したこのお店は、当時の職人さんに店中を一万円札を貼り付けたぐらいお金がかかっていると言われたそうです。
ステンドグラス間近に座るように促されたけれど、
ドラキュラゆえに、離れた、しかも大理石の柱の影の席に着いた。
するとマダムが
「どうぞステンドグラスのお近くにお座りになってぇ〜」
ドラキュラである旨をお伝えすると
「・・・」
マダム無言に。
招かざる客が来てしまったかと思ったか。
壁面も石材が使われています。
肝心のコーヒーのお味は?
というと、
注文前に、
この見応えある古城の拝観料が無料なら、
不味くても許そうと思った。
しかし、ニッコーの山水のカップに入れられたコーヒーも美味しかった。
ドラキュラは、アップルパイとコーヒーのセット。
夕方になって、急遽上野まで付いて来た良人はホットケーキとアイスコーヒーのセットを注文した。
良人の目的は、大福で有名な岡埜栄泉総本家だった。
いやいやホットケーキは小さくて、丸い良人の顔の三分の一程度でした。
落胆の色が隠せない良人だったけれど、カメラジジイの心は十分に満たされたようで、終始ご機嫌だった。
アップルパイは普通でした。
トータルで1700円でお釣りがきたので、高級喫茶とありながら、リーゾナブルなお値段でした。
気になっていた全面喫煙は、
夜の店内に、客人が2、3人だったせいか煙はなかった。
そして喫茶店やカフェで気になるもう一つのトイレは、
店内を裏切らない城内のトイレ、清掃が行き届いていたので、ホッとしました。
上野駅からわずか徒歩3分の古城。
タイムスリップしたかのような特別な空間に、
貴方も機会があったら是非、行ってみてくださいな。
その店を出た後、J1チャンピオンシップ決勝戦を観戦するべく帰宅するまでには少々時間があったので、気になる喫茶店を探して入った。
重厚なシャンデリアの下、階段を降りて高級喫茶を掲げる未知なる地下空間へ。
階段壁面にもシャンデリアが。
カメラを持って、店内に入るなり、
大正モダンボーイだったという先代の父親からお店を受け継いだマダムが、
「この床を撮って頂戴!真鍮で図柄の枠を埋めてから、流し入れたものよ。」
言われるがまま、シャッターを切ったのがアールデコ調の床です。
マダムには、逆らえない何か特別なオーラがありました。
で、思わず通路も撮りました。
続けて
「あーた、暖炉も撮って。焚いている時にいらしていただけたらよかったわ!」
暖炉はちょっと絵になりにくいのですが、マダムがいつかこのブログを発見するとよろしくないので掲載します。
大寒の頃に訪問すると暖をとってもらえるのでしょう。
私は、暖炉の上の時計に魅せられていました。
ロシア皇帝のエルミタージュ宮殿をモチーフにしたというステンドグラスは圧巻です。
昭和48年に贅をつくして開業したこのお店は、当時の職人さんに店中を一万円札を貼り付けたぐらいお金がかかっていると言われたそうです。
ステンドグラス間近に座るように促されたけれど、
ドラキュラゆえに、離れた、しかも大理石の柱の影の席に着いた。
するとマダムが
「どうぞステンドグラスのお近くにお座りになってぇ〜」
ドラキュラである旨をお伝えすると
「・・・」
マダム無言に。
招かざる客が来てしまったかと思ったか。
肝心のコーヒーのお味は?
というと、
注文前に、
この見応えある古城の拝観料が無料なら、
不味くても許そうと思った。
しかし、ニッコーの山水のカップに入れられたコーヒーも美味しかった。
ドラキュラは、アップルパイとコーヒーのセット。
夕方になって、急遽上野まで付いて来た良人はホットケーキとアイスコーヒーのセットを注文した。
良人の目的は、大福で有名な岡埜栄泉総本家だった。
いやいやホットケーキは小さくて、丸い良人の顔の三分の一程度でした。
落胆の色が隠せない良人だったけれど、カメラジジイの心は十分に満たされたようで、終始ご機嫌だった。
アップルパイは普通でした。
トータルで1700円でお釣りがきたので、高級喫茶とありながら、リーゾナブルなお値段でした。
気になっていた全面喫煙は、
夜の店内に、客人が2、3人だったせいか煙はなかった。
そして喫茶店やカフェで気になるもう一つのトイレは、
店内を裏切らない城内のトイレ、清掃が行き届いていたので、ホッとしました。
上野駅からわずか徒歩3分の古城。
タイムスリップしたかのような特別な空間に、
貴方も機会があったら是非、行ってみてくださいな。
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