空が漆黒になってすぐに、
パソコンが、突然動かなくなってしまったように、
固まってしまった良人を仕方なく置いて、
お江戸へ行った。
用事のうちの一つは、良人の帰省土産なのに。
案の定、帰省する人々でごった返していた。
駅に隣接する大丸百貨店では、
銘菓の売り場に、とぐろを巻くように人が連なって、
最後尾と書かれたプラカードが挙げられていた。
今年の収穫は、
もう、会えないであろうと思っていた米国に住む友人との
数十年ぶりの再会と、
深川伊勢屋との出会いだった。
江戸っ子ならご存知なのだろう。
創業明治40年の和菓子屋だ。
東京人ぶっても、やはり江戸っ子ではないので、
この秋に知った次第だ。
みたらし団子に大福、あん団子もどれも絶品だ。
このお団子と大福に巡り会うために、
苦難の道をここまで生きてきたのかと思う。
上新粉が上質で、北海道小豆がさらりとしているのだ。
これまで一番と思っていたところの大福は、先日久しぶりに食べたら、コンビニのと変わらなかった。
コンビニの大福が進化したのか、名店のそれが落ちたのか。
それをはるかに超える美味さだ。
大丸の東京土産ベスト6が案内されていた。
定番のご指名ブランドでナンバー1は銀座ウエストだ。
話題性、人気急上昇ナンバー1 はN.Y.キャラメルサンドというお品だ。
コスパナンバー1はコロンバンのチョコサンドクッキーだ。
腑に落ちないのは、ご指名ブランドの5位の鳩サブレだ。
鎌倉のお菓子なのに東京土産とはこれいかに。
栄太郎のきんつばも、
昔からある丸型のまさに、刀の鍔の型が有名なものだけれど、
話題性、人気急上昇の部の5位にランクインしていた。
帰宅後のお楽しみに大福、お団子、道明寺を深川伊勢屋で買って大丸を後にした。
百貨店を取り巻く環境も厳しく、東急ハンズやニトリを入れて集客している。
東京駅八重洲北口前 |
さくら通り |
続く高島屋では、
早くも晴れ着がショーウインドーを飾っていた。
帯は2014年のと同じでした。(←大発見!と思っている。 )
東京会館のクッキー、
小倉山荘のおせんべいだ。
楽しませてくれたのは、
東京日本橋タワーのイルミミナーションと、
和紙の榛原だ。
和紙の榛原では、
巧妙に編まれた水引が美しく並んでいた。
ご飯の量をいつも尋ねられるのが、少々恥ずかしい。
「少なめ 」を期待されているのだろうけれど、「多めで」です。
午後9時半の東京駅も人、人ひとの波でした。
大晦日の東京の最高気温は12度、最低気温は2度、晴れ時々曇りの予報です。
今年も、ついにあと1日となりました。
お忙しいでしょうが、明日もよろしくお願いします。
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