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2016年12月30日金曜日

年の瀬のお江戸



空が漆黒になってすぐに、
パソコンが、突然動かなくなってしまったように、
固まってしまった良人を仕方なく置いて、
お江戸へ行った。
用事のうちの一つは、良人の帰省土産なのに。
午後6時の東京駅は、
案の定、帰省する人々でごった返していた。
駅に隣接する大丸百貨店では、
銘菓の売り場に、とぐろを巻くように人が連なって、
最後尾と書かれたプラカードが挙げられていた。
今年の収穫は、
もう、会えないであろうと思っていた米国に住む友人との
数十年ぶりの再会と、
深川伊勢屋との出会いだった。
江戸っ子ならご存知なのだろう。
創業明治40年の和菓子屋だ。
東京人ぶっても、やはり江戸っ子ではないので、
この秋に知った次第だ。
みたらし団子に大福、あん団子もどれも絶品だ。
このお団子と大福に巡り会うために、
苦難の道をここまで生きてきたのかと思う。
上新粉が上質で、北海道小豆がさらりとしているのだ。
これまで一番と思っていたところの大福は、先日久しぶりに食べたら、コンビニのと変わらなかった。
コンビニの大福が進化したのか、名店のそれが落ちたのか。
それをはるかに超える美味さだ。
大丸の東京土産ベスト6が案内されていた。
定番のご指名ブランドでナンバー1は銀座ウエストだ。
話題性、人気急上昇ナンバー1 はN.Y.キャラメルサンドというお品だ。
コスパナンバー1はコロンバンのチョコサンドクッキーだ。
腑に落ちないのは、ご指名ブランドの5位の鳩サブレだ。
鎌倉のお菓子なのに東京土産とはこれいかに。
栄太郎のきんつばも、
昔からある丸型のまさに、刀の鍔の型が有名なものだけれど、
話題性、人気急上昇の部の5位にランクインしていた。
帰宅後のお楽しみに大福、お団子、道明寺を深川伊勢屋で買って大丸を後にした。
百貨店を取り巻く環境も厳しく、東急ハンズやニトリを入れて集客している。
東京駅八重洲北口前
さくら通り

続く高島屋では、
早くも晴れ着がショーウインドーを飾っていた。
帯は2014年のと同じでした。(←大発見!と思っている。 )
良人の帰省土産には、
東京会館のクッキー、
小倉山荘のおせんべいだ。
コレド日本橋へ向かう途中、
楽しませてくれたのは、
東京日本橋タワーのイルミミナーションと、
和紙の榛原だ。







和紙の榛原では、
巧妙に編まれた水引が美しく並んでいた。












コレド日本橋の目的はコレ
魚新の天丼だ。
ご飯の量をいつも尋ねられるのが、少々恥ずかしい。
「少なめ 」を期待されているのだろうけれど、「多めで」です。
 午後9時半の東京駅も人、人ひとの波でした。


大晦日の東京の最高気温は12度、最低気温は2度、晴れ時々曇りの予報です。
今年も、ついにあと1日となりました。
お忙しいでしょうが、明日もよろしくお願いします。

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