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2024年1月5日金曜日

自民党悪夢の30年に終止符を 古賀茂明さん デモクラシータイムス

萩焼

元経産官僚の古賀さんの指摘は、

自民党5つの大罪から

◆1200兆円の借金大国にした
◆少子高齢化を放置し社会保障の基盤を崩壊させた
◆成長戦略の失敗 成長できない国にした
◆賃金抑制策を続け 日本を構造的低賃金の国にした 
◆原発神話で福島原発事故を招き、原発依存を継続し再エネ産業を壊滅させた

古賀さんは緊縮財政派なんだな。これについては、森永卓郎さんの解く、バランスシートを見れば資産があるし、独法にも資産、基金があるので私は同意しないけれど、それ以外ではおっしゃるとおり。

 

日本の危機は、
経済の破綻から?戦争突入から?
 
◆戦争について、
日本が変わったことを国民は自覚すべき。中国に備えるための軍備であるから、際限なく軍事費(国防費)は増える。この先、100兆円というオーダーで米国から防衛装備品を購入するとなると経済への影響が非常に大きい。
 
 ◆少しづつ変わったので気がつかないが、日本の国の形が既に変わったと言うこと。
ずっと日本は軍拡より国民生活優先であった(吉田ドクトリン)、
もはや防衛費最優先の国になっている。 何よりも防衛費という国に変わった。
 ◆戦争いつでもできますよ、という国になった。世界から日本は変わったと見られている。
 しかし、国民は平和主義を捨てたと思っていない。その理由は、自民党の刷り込みの仕方が上手いから。抑止力理論で、備えだ備えだと国民に刷り込み、国民の軍拡への抵抗感を無くしている。


変わってしまった日本をもはや変えられないのか?
資本主義の行き詰りなのか?

◆日本は議会制民主主義だから、例えば格差是正のために分配を変えることも国会でできる。

◆今いろいろな問題が起きているのは、資本主義の問題ではなく民主主義の問題だ。

 ◆倫理の問題は昔からあるが、安倍政権の時代に次元が変わった。政治の上に立つ人は李下に冠を正さず、本来疑われるようなこともダメだという倫理観であったはずが、安倍さんは公然とそれをひっくり返した。疑いに対して、不徳の致すところと謝るのではなく、証拠があるのか、証拠がなかったらどうするんだと国会で答える。
されにエスカレートして、警察とか検察も抑えて捕まえさせなければいいんだというところまで行った。 
官僚も捕まらないようにと、公文書を改竄し、証拠を隠滅するみたいなことが蔓延してしまった。
倫理観が地に落ちた。それが安倍さんの倫理観、アベノリンリが日本に蔓延した。

◆これを正さなければならない。
自民党にはできない。いくら政治資金規正法を変えても、自民党というのはお金と票をくれる人のために政治をする。それによって自分たちの利権や権力を守る。
庶民のための政治はしないのが自民党。庶民はお金を払わないから。
 
◆政権交代が必要、
でも政権交代は夢のまた夢?は思い込み。
泉健太が頼りないとか、だらしないというが、岸田文雄や麻生太郎と並べて見る、泉氏の方が立派に見える。泉氏以外にも野党にはいくらでも立派な人はいる。

 なんでこうなったかの理由のもう一つに、安倍政権の時代にずっと投票率が低くなってしまった。(50%前後)これを当たり前だと思ってしまっているが、実は歴史的には例外で、90年代始めまではずっと投票率は65%以上だった。2005年、2009年も60%超えて65%を超えていることもある。安倍さんの復活する2012年から投票率が下がった。

これは国民の責任。投票に行かずにしょうがない、あるいは安倍さんは結構頑張っている任せておけばいいとしたため。 

◆政権の支持率が低い中で選挙はないが、長くても2年ない間に絶対に選挙はある。

岸田さんは自分の都合のいいタイミングで選挙をやる、国民はどうせ忘れるだろうと。 
だから2年間、自民党がやったこと、自民党がどういう政党かということを執念深く忘れてはならない。
選挙の時に、首相が岸田さんではないかもしれない。そこで国民は騙されないこと。

「政権交代、そこから本当の改革です。」と古賀さん。


デモクラシータイムス 【山田厚史のここが聞きたい】

1時間のYouTube動画です。是非ともご視聴ください。


今日の東京の最高気温は14度、最低気温は3度、晴れ時々曇りの予報です。

誰もが希望が持てる温かい社会になるように政権交代を実現させましょう。

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