「大山鳴動して鼠一匹」で始まった小西洋之議員の昨日29日の参院予算委員会での質疑。
安倍派国会議員99人中、90人が裏金作りに勤しんでいたと言うのに、幹部は誰一起訴されなかった。
おかしい、と多くの国民が感じるのは、正しいのだと小西議員。
◆キックバックや中抜きは基本的に犯罪行為なのである。
安倍派で今のところ6.7億円、二階派で2.6億円とも言われているが立件されて刑が確定すれば、没収されるお金。議員は公民権停止。同時に国会議員の身分は失職する。
◆議員個人が受け取ったお金は納税の対象になる。派閥が議員個人への寄付も議員の受領も犯罪なのだ。派閥から政治家の政治団体への寄付ならば、犯罪ではないが。
◆政治資金収支報告書の不記載から追及すれば、会計責任者が防波堤となって、政治家は守られる。これが政治資金規制法。検察はこの不記載からのみ立件しようとした。
◆既に、(ドライバー)池田議員、橋本五輪元大臣、(ふんどし禊)宮沢議員、岩手の藤原議員は、派閥からのお金を個人で、もらったものとしていたと述べている。
◆派閥から受け取ったお金は、議員の政治団体が受領することで、政治資金収支報告書に記載されて、公開される。これをせずに政治家個人がお金を受け取れば、裏金やりたい放題になってしまう。
◆今になって政治団体が受領してたとして訂正を行うとしたら、政治家がマネーロンダリングで、脱税を行うことだ。これについて、外部監査を行うことを岸田首相に決意いただきたい。既に訂正が行われている二階派にも外部監査を。
◆萩生田前自民党政調会長は、机の引き出しに2728万円のお金がずっとあったと言っている。日本の今の母子家庭の机の引き出しには200円のお金もない。
国民生活が本当に苦しい時に、あなた(岸田首相)は先頭に立ってないじゃないですか。
◆岸田総理の今やろうとしていることは犯罪行為の隠蔽ですよ。脱税にお墨付きを与えているのですよ。
◆裏金告白、訂正で済まそうという議員が続々と。
このほか安倍派幹部5人衆は、萩生田前政調会長2728万円、世耕参院幹事長1542万円、松野前官房長官1051万円、高木前国対委員長1019万円、西村前経産大臣100万円
小西洋之議員の国会質疑37分のYouTube動画を是非ともご視聴ください。
末松議員が裏金で委員長を辞し、新しく委員長に就いた桜井充議員が、岸田首相に代わってしゃべりだす珍事あり。議長として甚だ公平性を欠く行為であります。
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