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2024年1月10日水曜日

震災、岸田政権の大きな初動ミス 前川喜平さん アークタイムズ

 

 能登半島では生き埋めになっている人がいる中、陸路の寸断で救援物資が届かない中、陸自の第1空挺団が習志野での訓練を予定どおりに実施したことがどうにも解せないでいる。

 9日午後2時で、孤立地区が輪島市、珠洲市、能登町22地区、3100人が孤立状態になったままだと言う。

災害関連死が珠洲市では既に6人報告されていると言う。元々病を抱える人や、震災で負傷した人、避難所での感染症、エコノミー症候群に罹患した人が適切な医療を受けられないままなのだろう。

9日のアークタイムズでは前川喜平元文科事務次官をゲストに、8日に続き解説してくれた。ちなみに8日のアークタイムスは元朝日新聞記者の奥山俊宏さんが、阪神淡路大震災の際の教訓が今回の能登地方の震災の救援に生かされていないことなど詳細を語ってくれている。「阪神・淡路大震災災害派遣行動史」なる文書も防衛省にあるそうだ。

 話は戻って、7日に習志野で第1空挺団の訓練が変更なく実施されたわけだが、その理由として、木原稔防衛大臣は自身のフェイスブックで「災害の中で訓練を予定通り実施し、視察したた理由 」と題して、4つの理由を挙げている。

そのうち第1、第2の理由は以下のとおり。

第1に どのような状況にあっても、国の守りに揺るぎないことを国内外に示す。
第2に 大規模災害との複合事態を含む、あらゆる事態に対応できる精強な自衛隊であることを大臣として確認する。
 
これについて前川さんは、国民がどのような状態にあっても自衛隊は戦争準備に邁進させますと言うことだと。 
そうだ、木原防衛大臣は、災害はほったらかして訓練する。災害救助は二の次ときっぱり示したのだ。
勿論、岸田首相も同意であるから第1空挺団たる精鋭舞台は現実の災害救助より、訓練をしてその能力を鍛え知らしめることを決断したのだろう。

ヘリの要請を抗議の声の高まりを受けて被災後5日目に行った馳知事は、官邸に入りながら陸路が寸断されている実情を踏まえた援助を岸田首相や木原防衛大臣に強く訴えなかったのだろうか。
 
輪島塗

 
 岸田首相も、木原防衛大臣も既に憲法を改正したつもりで、国民より国家を優先することをこの震災対応で示しているのではないだろうか。
これが軍事国家なのかと、とても嫌な感じがしている。
 
 今夜はアークタイムズのYouTube動画を是非ともご視聴ください。震災、岸田政権の大きな初動ミス ←こちらをクリック
 
震災以外についても言及
 ◆逮捕されたパー券営業部長の池田佳隆議員は日本青年会議所会頭だった。選挙区では近藤昭一議員に負け続け、比例復活。
青年会議所は20年ぐらい前から右傾化。
◆逮捕された谷川弥一議員(元文科副大臣)政策を論じるような能ではなかった。
◆完成された拝金主義の自民党に政治刷新は難しい。
◆企業団体献金が日本の政治の宿痾。
政治家個人への献金は禁止されても限りなく個人に近い政党支部への献金はOKの現実
◆金にも票にもならない人のことは顧みない。
◆政権交代しなければ、献金(ありき)の政治は変わらない。
◆このままだと、日本も香港のようになる?
今の日本の愛国教育は、中国やロシアに同じ。
◆上にへつらう者は、下の者に傲慢になる。
権力(自民党、維新)とべったりの吉本興業、その中の松本人志。
 
ゲスト前川喜平さん
キャスター望月衣塑子さん
編集長 尾形聡彦さん
 

 

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