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2014年1月12日日曜日

お江戸の春5〜ふたたび〜

みんな軽快にステップを踏んでいた。
ここは、ダンスホール?
そうではありません。写真は、百貨店の床であります。
今日もまた、お使い物と手袋を求めて。
最初に、駅のそばの百貨店そして日本橋に移動という順路で、今回は良人を伴った。
日が毎日着実に延びている為、1月2日より出発が遅くなったものの、東京駅の到着時間は、列車の時刻掲示の写真を見ると何故かほぼ同時刻の午後5時50分前だったようだ。


電車内で和装の女性を何人か見かけた。 それぞれ異なる駅で乗車してきた。初釜なのかな。
駅構内は、2日よりは人が少なかったものの、3連休の真ん中とあって予想以上の人で東京百貨などは人が溢れかえっていた。

求める手袋はなく、予定時間より大幅に 早く6時25分に駅のそばの百貨店から、日本橋の百貨店へと向かった。それでも購入予定ではないコートなどを試着したのだ。時計を見た時の良人の顔に安堵の様子が伺えた。

八重洲から日本橋までの道、5分程度か?動く歩道だったらなあと思いつつ、賑わう小籠包のお店を 発見した。
駅のそばの百貨店よりも顧客の年齢層が高い日本橋の百貨店で最初に目に飛び込んできたのは、奥方を待つおじさま達の姿だった。ご一緒にステップを踏めないものなのか。どっしり座っていらしゃる。
催し会場には、早くもひな人形が並んで いて、2枚までを限度に撮影が許されました。
お使い物が目的だったので、地下で目的達成後は、閉店の8時までステッキ片手に軽快なステップで、フロアーを巡ったのだった。
かつて、独りで私のステッキを探し歩いた良人は、ステッキ売り場の壁面に私好みのステッキを発見して指した。攣られて、可愛い赤いステッキを思わず手に取って買いそうになってしまった。『もういいのだ。ビオチン(ビタミンH)のおかげで、ほとんど普通に歩けるようになったし。とりあえず2本あるのだから。』自分に言い聞かせ、良人に「もう、いいのよ」と伝えた。
かつて、閉店の音楽が流れ「本日もいろいろとお買い上げいただきまして誠にありがとう••••」と館内放送が流れると、去り難く、このままテントを張って寝たいとよく思ったものだ。
またねと心でつぶやいている。

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