しかし、記者会見で問う人はそうはいかない人もいる。
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斎藤元彦県知事は学生時代FENDIのマフラーを愛用 |
東京に居ながらも気になる兵庫県政。
斎藤元彦氏再選となった昨年11月の選挙を巡っては、PR会社に対価を支払っての選挙運動が公選法違反の疑いで今月7日にはついにPR会社の関係先に県警と地検が家宅捜索に入った。
自らが県知事に立候補しながら斎藤元彦氏を応援したいわゆる二馬力選挙では、選挙期間中もデマを流し続け、今現在もデマを流し拡散を続けるN 国党党首立花孝志。デマは、斎藤氏の数々の疑惑を内部通報した県民局長、その内部通報を巡って開かれている百条委員会で斎藤氏を追及してきた竹内前県議等に及び、竹内前県議は 1月に自死した。
デマの元の個人情報は兵庫県が管理するもので総務部から流出し、流出させた幹部の名前も上がっている。この個人情報を誰がN 国党党首の立花氏に漏洩したかについて、立花氏と維新県議の岸口氏の間では泥試合となっている。維新岸口県議は、情報(紙)を運んだが自らは見せていないなどと言っているという。
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東京新聞2月8日 |
ここで、先週、今週の定例記者会見で斎藤元彦県知事が言い逃れのように連呼しているのが 『第三者委員会でー』だ。
斎藤知事によれば知事を巡る一連の問題で3つの第三者委員会が設置されていると言う。
①元県民局長が内部告発した斎藤知事のパワハラ、不正補助金等疑惑を調べるもの。
②元県民局長の公用パソコンに保存されていた私的な情報を井ノ本知明前総務部長が県議会議員らに漏らしたとされる疑惑を調べるもの。
③N 国党党首の立花孝志らに元県民局長の私的な情報を含む県が保有する情報が漏洩した疑惑を調べるもの。
このうち①については要綱があり、弁護士等の委員の名前も公表されており、調査結果は3月までに公表することとなっている。
②については要綱不明、公表しない予定。(理由について懲戒処分に関わる可能性があるためとしている。)
③についても調査結果の公表は未定。
そして、第三者委員会の設置については、知事の裁量でできると豪語した斎藤知事。
斎藤知事は、委員には謝礼金が支払われるとした上で、予算執行は通常の予算執行と同じようすることが可能とも言った。
ところが、これつにいて菅野完さんは、(議会にも諮らず)民主的統制がかかっていないことが大問題であると指摘すると同時に、全国町村会総務部支援室がまとめた『附属機関の整理』(第三者委員会等)についての資料で以下のことを示した。
任用根拠が不明瞭な各種委員が存在したり、要綱すらない委員会の委員に報酬が支払われたりすることで定期的に住民訴訟で違法の判決が出ていること、また
要綱があっても(本来は条例)、違法となる判例が高裁レベルでも多く出ている。
昨日はバレンタインデーだったのですね。いつか食したチョコレートケーキの写真で気分を。
今日の東京の最高気温は14度、最低気温は4度、晴れ時々曇りの予報です。
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