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2024年11月23日土曜日

兵庫県知事選、斎藤元彦知事と選挙広報コンサル会社

斎藤元彦氏は学生時代フェンディのマフラーを常に首に巻いていたという

 斎藤元彦氏の逆転勝利の嬉しさが抑えきれなかったのだろう。
そして、この成功を次の仕事に繋げたいと考えたのだろう。

コンサル会社の社長折田楓氏が、今回の斎藤元彦氏のSNSを含む選挙広報を担ったことを明かし、選挙戦略のノウハウをnoteに詳細公表していた。(note 兵庫県知事選挙における戦略的広報

もしも、斎藤元彦氏がこのコンサル会社に選挙運動の報酬を支払ったとすると公選法に違反する可能性が高い。

仮に無報酬のボランティアだったとしても、また別の問題があるのだ。

それは、このコンサル会社が兵庫県の公共事業を請け負っており、兵庫県がクライアントであること。選挙運動の対価がコンサル会社への公共事業の委託なのか?
また社長の折田楓氏は、兵庫県の審議会などの委員会の委員を複数務めており、利益相反関係にあるのだ。

一昨日からこの問題の波紋が広がると、折田氏のNoteに記された内容が一部削除されるなど書き換えられた。選挙運動が選挙公示前から始まっていたことが記された箇所(事前運動)、斎藤氏との打ち合わせの写真などが削除されたという。この行為についても『魚拓は既にとってある』とネットで囁かれた。

まずは、この件でもバッサリと斬ったブログええじゃないの日記の「続報 兵庫県警仕事しろ!」(←こちらをクリック)をお読みください。

 この選挙広報を担った折田氏は、斎藤元彦氏の写真を撮るのに大阪にスタジオを持つ信頼できるカメラマンに撮影を依頼し、ヘアメイクなども依頼、こうした専門家に報酬は支払われなかったのだろうか、ボランティアだったのかと疑惑を語った佐藤章さんのYouTube動画をご視聴ください。

一月万冊 元朝日新聞記者 佐藤章さん
 
 公職選挙法で報酬を支払うことが認められているのは、ウグイス嬢、運転手、事務員。それ以外は運動員買収ということになるのだ。
ウグイス嬢で思い出すのは、広島で公選法違反で逮捕された河井克行氏と妻案里氏。夫妻は地元議員を買収したほか、ウグイス嬢に公選法で定める1万5千円の2倍の金額を支払っていた。つまり報酬の支払いが認められる者も金額も定められているということだ。
佐藤章さんは、コンサル会社の所在地が兵庫県西宮市で社長が兵庫県民だとするとその社長にお金を渡したなら有権者買収に当たるのではないかとも。
 
参照 総務省 選挙 買収罪の適用  ←こちらをクリック
選挙用ウエブサイトや選挙運動用電子メールの企画立案を行う業者への報酬の支払い
 一般論としては業者が主体的・裁量的に選挙運動の企画立案を行う場合には、当該事業者は選挙運動の主体であると解されることから、当該事業者への報酬の支払いは買収となるおそれが高いと考えられます。
 

一昨日からこの情報を掴み、問題の深刻さを語った菅野完(すがのたもつ)さんの独特なYouTube動画もご視聴ください。

 この件を収録している11月22日10時15分に、折田氏のコンサル会社のHPが書き換えられた、一月万冊 過去に市長選出馬経験もある東大名誉教授安富歩さんと記者澤田晃宏さんの解説YouTube動画もご視聴ください。

衝撃!斎藤元彦知事に公選法違反疑惑!「#さいとう元知事がんばれ」は選挙買収だった?

YouTube収録中に折田氏のコンサル会社のHPから消された内容は、トップページのクライアント一覧。そこにはクライアントとして兵庫県、神戸市、南あわじ市が記載されていた。

兵庫は澤田記者の地元で、もはや兵庫県はこの件で分断が起きているとの話も。

斎藤元彦氏は総務省のキャリア官僚だった人物だ。
公選法を知らないはずはなく、これまで兵庫県が事業を委ね、数々の委員会の委員としても抜擢しているコンサル会社社長と共に、強気なのだろうか。兵庫の選管の甘さや兵庫県警も緩いことを見越してなのだろうか。


 斎藤元彦氏については、立花氏とのリレー演説のような実態もあったようで兵庫県知事選挙の火種はまだあるもよう。

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