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2024年11月19日火曜日

狂乱の兵庫県知事選

 

嘘も118回つけば真実になる。

一昨日が投開票日であった兵庫県知事選挙。

議会の全会一致で 不信任議決案を出されて斎藤前知事は失職し、知事選の運びとなったのに。

まず、その前知事が立候補したことに驚いていた。

そして、当初優勢と報じられた尼崎市長を3期務めた稲村和美候補が、やや優勢から斎藤候補に猛追されていると報じられ、結果、斎藤元彦前県知事が111万3,911票、稲村和美氏が97万6,637票と13万票の差をつけられて斎藤元彦前知事が再選されたのだ。

風向きが大きく変わったのは、N党党首の立花孝志氏が立候補してからだという。

立花氏は、自らの当選を目指す意思はなく、専ら斎藤前県知事を応援し、デマ演説を繰り返し、それを動画で拡散させたのだった。

立花氏は立候補者の立場を利用し、デマ流布へのマスメディアからの批判を浴びることはなかった。

斎藤前知事1人の立候補者に、もう1人のアシスト候補が立候補し、実質2馬力で選挙戦を戦ったこととなった。

選挙カーの数も2倍、街頭演説も2倍となる。

立花氏は、滞在のホテル代、選挙事務所代を始めとする選挙資金をどう調達したのか。ここまで斎藤氏に肩入れするには、誰かの指示と資金提供者がいると考えるのが自然だろう。

兵庫県知事でおこったことについて、詳しく知りたい方はこちら←クリックください。

また、斎藤前知事が失職した後、実は読売テレビ、関テレ、サンテレに出ずっぱりだったそうだ。ここで、斎藤氏自身は、パワハラを行ったことを完全には否定せず、多少言い方がきつくなったかもしれないが、職務を適切に遂行してもらうためと言い、自らの実績について静かに語ったそうだ。
一方で、立花氏がパワハラはなかったとのデマや、稲村氏についてのデマなど繰り返し発信したのだ。
まさに二人三脚と言えるような選挙の戦いぶり。

この県知事選挙の背後にある一つには、斎藤前知事の応援に統一教会があることは指摘され、先日の衆院選でまたもや当選した安倍派幹部裏金議員の西村康稔氏のお膝元であることは忘れてはならない。

そして、昨日開かれた県の百条委員会では、調査対象の一つである、斎藤知事が公益通報者保護法に違反しているか否か(自死した県民局長が守られるべき公益通報者であるにもかかわらず、斎藤前知事が通報者を探し出し、パソコンまで押収する指示を出していたなどの行為があった)についての審議で参考人として、委員から統一教会お抱え弁護士の名前が上げられたことに驚いた。

百条委員会での調査中に、県知事選挙。そして調査対象者である斎藤元彦前知事が、県知事に返り咲いたことで、委員会そのもののが変質しやしないだろうか。

昨日の百条委員会の模様は、子守康範さんのYouTubeチャンネル

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立花氏の恫喝?脅迫?の様子は、昨日19時52分配信の以下の記事をお読みください。

カンテレ
 
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