心よりご冥福をお祈りいたします。
綴りながらもショックで受け止めきれないでいる。
67歳だった。
必ず病を克服して、消費税廃止、論拠ある積極財政に政府を動かすべく、書いて、訴え続けてくれると信じていた。
ラサール石井さんが「最後の最後、 ぎりぎりまで命の灯を燃やして、文字通り命懸けで財務省と闘い、新自由主義に抗い、大企業だけが潤い弱者が損をする経済のカラクリを訴え続けた。その道を閉ざすことなく、伝道の光を道標に我々もあとに続きます。合掌」とポストしている。
ラサール石井さんが森永さんのことを言い尽くしてくれた。
一昨日月曜日にはレギュラーを務める文化放送の大竹まことゴールデンラジオにリモート出演していた。
オープニングでは、いつものように歌声を披露した後、食事が全く摂れないとは言っていた。
続く『言いたい放題』では、意外にも非難の声が上がる石破総理の「楽しい日本」は正しいのだと、自らの考えを語った。
なぜならば、今、社会を分断して弱っている方を袋叩きにすると言うのを楽しみにしている人が本音では多いのではないか。日本でも世界でも。
それが建設的な方向に動いているのではないだろうと。
かつてフジテレビが楽しくなければテレビじゃないを打ち出した時は確かに楽しかった。今のようにギスギスした文化ではなかった。どうしたら楽しい社会、楽しい文化を追求できるのかと言うのを今やっぱり取り直さなければいけないと。
エンターテイメントは何の役にも立たないけれど、ご飯を食べると言う意味では。けれど、こういう時代だからこそ楽しめる社会を作るのに大きな貢献ができるのじゃないかな。
我々何のためにこの世に生まれてきたのかと言うのは、私は人を袋叩きにするために生まれてきたのじゃないと思う。世の中に役に立たないものだけに、こう言う時代は一番役に立つのじゃないかな。
番組のおしまいに「お大事に来週もよろしく」と声がかけられて、当然のように次の月曜日にも森永さんがまた歌って、語ってくれるものと意識もせずに思っていた。
ところがリスナーに届けられた最後の声となってしまった。
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