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2025年1月28日火曜日

フジテレビやり直し会見、日枝体制は続行

 
 昨日16時に始まったと言う
フジテレビの組織的関与が疑われる大物タレントへの女性社員の性接待事件のやり直し会見は、先ほど日にちが変わって2時33分に終了した。
10時間30分に及ぶ記者会見。
 
フジテレビの港社長、嘉納会長が辞任し新社長には清水専務が就くことになった。会見には、この3人のほか、遠藤副会長、フジメディアホールディングスの金光社長が臨んだ。
役員の一掃には至らず、

 フジテレビの天皇と言われるフジホールディングスの日枝久相談役取締役(87歳)の出席もなかった。
 

  2023年6月に起きた今回の事件、中居正広氏による当時フジテレビのアナウンサーだった女性への性加害について、人権侵害があったことは認めるも、事件後1年半に渡り、中居氏をテレビ番組で起用し続け、パリ五輪の大型特番の司会者として抜擢するなどしていたことについては、
 
被害者に刺激を与えないよう被害者のことを第一に考えて中居氏を起用し続けたと、港社長は繰り返した。
 
 また、週刊文春に報じられたフジテレビ編成幹部A氏による今回の事件の関与については、ないと言い切った。ただし、「今回は」と言う言葉と、A氏がお膳立てをしたか否かの調査をどこまで行ったかは不明。

この事件のほか、2021年に現役アナウンサーも危うく難を逃れたがA氏の依頼で会食が仕組まれ同様の事態を経験している告白も週刊文春に報じられている。
この時の会食場所が、グランドハイアット東京のエグゼクティブスィートキングルーム(税込40万円)だった。
さらに同室で、別の日にA氏と中居氏で(女性3人男性3人の)部屋飲みが行われた。
この2回の40万円の部屋代の支払いは、フジテレビが行ったのかについて質問され、払ったならばその支出項目についても調査の上公表するよう求められた。

そして、フジテレビの企業風土を作ったのは日枝相談役と遠藤副会長も口にするも、会見に臨んだ港氏、嘉納氏、遠藤氏、金光氏、新社長の清水氏も異口同音に

 日枝相談役は今回の事件に関与していないし、日常の業務を所管していないので、会見に臨む必要もない。日枝氏に辞任を促すつもりもないと言った。

日枝氏は取締役を40年以上務め、役員人事にも影響力を持つと言われている。


第三者委員会が設置されても、例えばA氏が会食のお膳立てをしたラインなどの証拠は消してしまえば残らない。なので、刑事事件として警察マターとすべきと言う声もある。

今回フジテレビは被害者のためと言いながら、事件をもみ消したように見える初動から誤りがあったのではないだろうか。

1割はコネ入社ではない社員もいると言われるフジテレビ。

遠藤副会長は、遠藤周作の子息だと言われているけれど、会見を見ると遠藤周作さんがいるようで、本当に子息であると確認できた次第。また嘉納会長は、菊正宗酒造の御曹司で嘉納家は灘中学高校の創業家でもある。

これを教えてくれたのは、元文春記者チャンネル。

関心がある方は、今回のやり直し会見の解説も元文春記者チャンネルをご視聴してみてください。

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日枝体制について語った一月万冊安富歩東大名誉教授の

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