「大変だったね。しばらく休もうね。」
性的被害を受けた元フジテレビの女性アナウンサーが、事件直後にフジテレビの幹部3人に詳細報告していた。
報告を受けた幹部の1人アナウンス室局次長佐々木恭子アナウンサーが被害者の部下女性アナウンサー(当時)にかけた言葉だと言う。
この言葉が、幾度となく使われていた?
このような場合は、『休暇を本人の意向に沿って十分与えること』などと、マニュアル化されていたら、
などと考えてしまうのは私だけだろうか。
中居氏の謝罪文では、会食に関してフジテレビ社員の関与を否定している。(日刊ゲンダイデジタル)これはフジテレビのhpに掲載されたフジテレビの言い分と一致している。
しかし、週間文春が報じる被害女性とA氏(フジテレビ編成幹部)と中居氏での会食の予定が、A 氏のドタキャンで2人きりとなったと言う話や、被害女性が加害者(中居氏)もフジテレビに対しても許していないとする話、被害女性の入院中にA氏が中居さんからと見舞品を持参した話と食い違っている。(文春オンライン)
このままフジテレビは一切関与していないと逃げ切るのだろうか。
社内で、調査を求める声は上がらないのか、上げるべきだろうと言う人がいる。
しかし、テレビ局は縁故採用で、コネがあって当たり前、有力者の縁故を要すると言われている。ちなみに岸信千代代議士もフジの社員であった。総務省からの天下りも。
今回、被害者が事件後に事情を訴えた佐々木恭子アナウンス室局次長の実兄佐々木将(まさる)氏もフジテレビの制作部長だった人物でA氏と近しいと言う。佐々木將氏は現在は吉本興業の重役である。
残念ながら、こういう組織に自浄能力は働かないだろう。
はっきり言えば性接待が習慣化していたなら許されるはずもない人権侵害だ。
本来なら部外者による調査を行うべきだろう。
この事件に関心を寄せる方に次の二つのYouTube動画をご紹介します。
一月万冊 ジャーナリスト佐藤章さん
一月万冊 安富歩東大名誉教授
中居正広の「お詫び」の狙いと反響。フジテレビと話し合って発表したのか? ←こちらをクリック
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