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2024年12月14日土曜日

ここで深呼吸22広島宇品島(うじなじま)

Photo Sachiko Shirai

 水面に浮かぶ光の粒が綺麗ですね。

広島でお仕事だったアレクサンダーテクニック講師の白井幸子さんが写真を送ってくれました。

宇品島は広島市の島で、広島湾に浮かぶ小さな有人の島。島の広さは0.47㎢。だいたい江ノ島(0.41㎢)ぐらいの大きさです。

Photo Sachiko Shirai
 

島で暮らす人は1,457人。
本土とは曙橋で連絡されています。

1894年日清戦争の際には旧宇品港が出征拠点となったため、陸軍の施設が多く建設され1945年の終戦に至るまで基地として利用されたそうです。

Photo Sachiko Shirai

Photo Sachiko Shirai

昨年のG7サミットの主会場となったのは宇治名島のグランドプリンスホテル広島。ホテルは、宇品造船所の跡地に建てられたもの。

Photo Sachiko Shirai

1883年、宇品港建設に当たっては、海苔養殖業、漁業を営む村民が全く補償もなく、450人の漁業者は山口、島根、愛媛、対馬に分散したほか、ハワイに出稼ぎに行かなければならなくなった。(Wikipediaから)

Photo Sachiko Shirai

 原爆が投下された際、家屋の9割は破損されたが島民の多くは無傷だった。一方、宇品島造船所の160人の社員は建物疎開に動員されていて、現在の広島平和記念公園の南側辺りで全滅した。
島の社員寮は、被爆した方々の臨時収容所として利用されたのだと。
のどかに広がる海原は、多くの人の命や営みを奪われた叫び、苦しみ悲しみを呑み込んだもの。
Photo Sachiko Shirai
 
さて、こちらの彫刻のような断層は、節理。
節理は、溶岩が冷やされる間、体積の減少による収縮によって規則的な割れ目が入ることだそう。

Photo Sachiko Shirai

Photo Sachiko Shirai

 

垂れ込める紅葉が青い海に映えて際立ちますね。

第二次世界大戦後、瀬戸内海国立公園に編入されて以来、伐採が禁止され、常緑広葉樹の原生林も残っているそうです。

Photo Sachiko Shirai

Photo Sachiko Shirai

折しも、日本被団協がノーベル平和賞を受賞し、小さな島にも大きな傷みがあること改めて考える機会を与えてくれた写真でもありました。

白井さんありがとうございました。


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