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2024年9月21日土曜日

統一協会と関係断てない自民党

朝日新聞9月18日

 朝日新聞によるスクープ、自民党総裁であった安倍氏を中央に、統一教会会長、全国祝福家庭総連合会総会長(のちに教団世界長)、国際勝共連合会長、勝共連合幹部2人、萩生田光一党総裁特別補佐、岸信夫衆院議員とが収まる写真は自民党総裁応接室で2013年参院選直前に撮影されたもの。

9月17日に続いて、18日の朝日新聞の一面は2013年の参院選挙で、統一協会の選挙支援を確認した面談であったと関係者の証言を報じた。

本日は、この記事を記した沢伸也論説委員の11分のYouTube動画をご視聴ください。

解説人語】自民党本部の総裁応接室で萩生田氏も岸氏も同席...いつ?何の目的で?安倍氏と旧統一教会会長らが並んだ写真←こちらをクリック

もはや政権に阿る姿勢を鮮明にする朝日新聞のこの度のスクープに意図を図りかねていましたが、元朝日新聞特別報道部デスク鮫島浩氏が自身のYouTube番組鮫島タイムスで沢記者を気骨ある人物と言うので、まだ朝日にもそのような記者がいるのかとお勧めすることに。

朝日新聞9月18日

この時の面談は、既に話がついていた参院選で当落線上にあった元産経新聞政治部長の北村経夫氏について教団側が全国組織を生かして支援を確約する場であったと関係者が取材で話したと言う。

北村氏は、この時が政治家デビューの選挙であり山口県東部の出身だ。この日、安倍氏の実弟岸信人氏が同席した意味がここにある。山口県東部は岸氏の地盤であり、2人は親族同士に親交があったと言う。

参院議席数で過半を下回る「ねじれ」にあった安倍政権でなんとしても議員数を獲得したい安倍元首相の思惑と政権との蜜月を続けたい教団側との思惑が一致したのだろう。

ここで10年前の話しと思うなかれ、
前回の参院選挙でも教団側による具体的な候補者の選挙支援、票の差配の話はある。
大々的に報じられたのは、教団票の差配を断られた自民党の前参院議員の宮島喜文氏だ。宮島氏自身が朝日新聞の取材に応じて語ったのだ。

2016年の参院選で初当選を果たした宮島氏は、この時当選を確実にするために票の積み増しが欲しかったという。得られたのは教団の支援。そして、初当選を果たした。ところが、

次の2021年の参院選で安倍元首相に教団の支援を断られたと言う。この時、安倍氏の元首相秘書官であった井上義行氏が立候補を予定しており、井上氏に平和連合の票を割り振るのではないかと感じたと言う。

井上氏は当時教団との関係が深く「シック(信者)」と教団関係団体の集会で紹介されていた。(TBS NEWS DIG)

2022年8月20日朝日新聞

政治家デビューの時から教団側の支援を受けていたと言われる自民党国会議員は他にもいる。

政治家にならせてもらって、人、票、金を融通してもらう。選挙選では国政も、地方もポスター貼りから、電話戦術、ありとあらゆる選挙活動をまさに信者は滅私奉公で行うのだ。本当に壺議員たちは教団と関係を断てるだろうか。

東京新聞9月19日

今回の自民党総裁戦候補者9人全てが、回答しなかったと言うのは、全国霊感商法対策弁護士連絡会が教団との関係のあり方や被害者救済への取り組みについての質問状について。

小泉進次郎氏は、回答期限後に「党本部の通達で回答を控える」と返答してきたと言う。
つまり、自民党本部が答えるなと9人の候補者全員に通達を出したと言うことだ。

これは、自民党がこれからも教団とよろしくやっていくと言うことに他ならないだろう。

弁護士連絡会代表世話人の山口広弁護士は総裁選候補者の中にまだ何人か統一協会と付き合いがあると言う情報もあると語ったそうだ。(朝日新聞電子版


総裁選候補者も、しゃあしゃあと、演じるものですな。

統一教会の中に自民党があるとは、佐高信さんの言葉だ。
まさに。

自民党政権が続くと言うことは
統一協会と一体化した自民党政治が続くと言うこと。
政権交代を実現させましょう。

 
 

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