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2024年9月3日火曜日

関東大震災朝鮮人虐殺に小池百合子都知事8年連続追悼文なし

追悼式典実行委員会の追悼文要請にノー東京新聞8月17日 

 こういう人をまた知事にいただいてしまった。

多くの都民も、小池都知事と同じように関東大震災という自然災害で命を落とした人も、人(日本人)によって虐殺された人も一緒くたで、追悼すれば良いと考えているのだろうか。

それとも関東大震災の時に、朝鮮人らが虐殺された史実を知らないのだろうか。


 8月5日には東大教職員83人が、23日には「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」がそれぞれ、虐殺の認定などを求める要望書、9月1日の朝鮮人犠牲者追悼式典に追悼文を送るよう求める要望書を小池百合子知事宛に提出していた。

7月の都知事選挙で3度目の当選を果たした小池氏は、誰が何と言おうと、追悼文を送らない私が信任?されたとばかりにまたしても追悼文を送らず、朝鮮人が虐殺された事実を認めるかについて「それぞれが研究されている」と事実として確認されていないふうな言いぶりだ。

東京新聞には、近代日本史が専門で虐殺問題を研究する外村大(とのむらまさる)教授の言葉「定まった評価を受けている学説への信頼を毀損している」を載せている。

東京新聞8月6日

東京新聞8月24日

そして、台風による雨の中、営まれた追悼式典には、またもや保守系団体「そよ風」の集会を東京都が許可したのだ。昨年の9月1日の公園での集会発言を都が「ヘイトスピーチ」認定したにも関わらずだ。

2019年にも東京都は、「そよ風」をヘイトスピーチと認定しながら、昨年も公園での集会を許可していた。

これについても、8月24日「ヘイト集会」に公園を使わせないように大学教授や弁護士ら117人が東京都に声明文を出していた。

どうやら「そよ風」と小池知事の関係が深いようで、小池百合子氏はこの団体で講演をしている。


 本日ご視聴と拡散をお願いするのは30分という短い時間に非常に良くまとめられたYouTuber小池晃さんのYouTube動画です。

シャープの創業者である早川徳次さんのあまりに酷く非道で文字に記せない証言や、 
安田浩一さんがつい先ごろ出版した
「地震と虐殺 1923-2024」 (中央公論新社)も引用し、虐殺の跡を辿った小池晃さんのYouTube動画、
 
 
学校という教育現場で教えられることもなくなり、虐殺の事実を知らない人もさらに多くなってまいりますので、拡散を是非ともお願いします。

関東大震災当時、 江東区西大島には東洋モスリンなど紡績工場が集積し、鉄道が通り、紡績や荷物の積み下ろしに中国人や朝鮮人が従事し、多く住んでいたのだと。殺害現場の逆井橋(さかさいばし)、荒川放水路。荒川放水路はそもそも朝鮮人が造った、造らされた場所、17年もかかって、労に報いるどころかそこで虐殺するとは。

追悼式典に出席もせず、追悼文すら頑なに送らない人が都知事に三度選ばれた。

都民として恥ずかしい。

 

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