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2024年9月9日月曜日

エンゲル係数の上昇は2014年からだった!!

トマト1コ214円


 わが家のエンゲル係数が相当であることは数年前からわかっていた。

けれどそれを考えると落ち込むので、考えない、直視しないことにしていた。

 しかし、とりわけ今年になってからの食料品価格の上昇で、計算するまでもなく家計の支出のほとんどが食費だと否応なしに認識するに至っている。

ちなみに2023年の2人以上世帯のエンゲル係数は27.8%で過去最高(2000年以降)だそうだ。(総務省)

 

一昨日のアークタイムスで、野党代表選の候補者が消費税減税や廃止を頑なに掲げず、やっと立った候補者でさえ、時限的な減税を掲げた程度。それを批判する弁護士も、消費税減税と言えば「感じ」だけでも変わるのにと発言していた。

えっ!「感じ」ではない。
生きるに欠かせない食料品、野菜も卵もお米も、価格が上がればそれら一つひとつの消費税も雪だるまのように大きくなる。 毎日の買い物、1週間分の食費、1ヶ月の食費と嵩んで行くのだ。

やはり弁護士は入ってくるパイの大きさが違うから、庶民の認識とズレるのだな。国会議員しかりだ。大きなパイだと端っこを少し齧られた「感じ」なのだろう。

それが消費税の逆進性と言われるものだ。

しかもこんな庶民から搾りとった税金で、それを全て社会保障に当てれば良いのか?ちなみに今は、消費税は法人税減税の穴埋めにして、故安倍首相も認めていたとおり国債の償還に当てているそうで。
経済的弱者に負担が重い税金を弱者から搾りとって社会保障に当てるというのが、そもそも違うだろう?

それにしてもトマト1個214円。こちらのスーパーだけではない。別のスーパーマーケットも213円だ。天候の影響はあるでしょう。タコが高騰しているのは、地球規模の気候変動が関係しているかもしれません。

しかし、根底にあるのはやはり円安だと解説してくれたのは、経済ジャーナリストの渋谷和宏さん。そして実は日本の家計でエンゲル係数が上昇し始めたのは2014年。まさに第二次安倍政権以降なのだ。

2013年4月には1ドル97円だったのが、 2014年4月に102円台↓、2015年夏119円台↓に。
これに相関して消費者物価指数が上昇。

今週木曜日まで無料で視聴できるポリタスのYouTube動画を是非ともご視聴ください。

ポリタス
 
金融緩和で通貨をじゃぶじゃぶにすれば、通貨の価値は下がり、輸出企業の収益に寄与しても円安が物価を上げるのだ。
穀類のほとんど、魚介類の6割が輸入であり国内自給率が低い日本で円安の影響は大なのだと。
一方で賃金が上がるどころか、下がり続けたのだから。

 
 
 
 モーリタリアでタコが獲れなくなっていることからタコの価格も急騰、築地銀だこは今年3月8個入り580円が626円に 、業界関係者はいづれ1個が100円になると言っているそうだ。
 
 
政府と日銀の異次元の金融緩和で円安誘導した
アベノミクスの反省もなく、
物価高に苦しむ庶民は眼中になく、
総裁選のお祭り騒ぎ 
自公政権は変えましょう。

日本の皆様は暑さの疲れも出てきての週明けかと存じますが、今週(木曜日まで)お時間のある時にポリタスを是非ともご視聴ください。

 
 
 
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