ばっさばっさと切り倒される樹木は、5000本に上るのではないかと言われている神宮の森に高層ビルが立ち並ぶ計画の神宮再開発も五輪選手村跡地開発も三井不動産が関わる。
この三井不動産グループに東京都の幹部職員が14人天下っているという。(6月16日しんぶん赤旗 ジャーナリスト岡部裕三氏調査)
話はこれにとどまらない。
安倍元首相の格安で国有地を売却した森友学園問題より、えぐいと数日前から騒がれていることがある。
ジャーナリストの岡部裕三氏によると(JCP東京掲載記事)、東京都は東京五輪選手村整備の目的で、三井不動産をはじめとする大手不動産会社に都有地(13・4ヘクタール東京ドーム2・9個分)を周辺公示価格の1/10で売却していたという。これに関連して、不動産会社、コンサル会社には22人の都庁職員が天下りしているそうだ。(日刊ゲンダイ ラサール石井氏)
都民の土地を格安で売り飛ばして、東京都幹部の天下り先を確保し、晴海フラッグに建った高層マンションは一般の都民が購入できるはずもない高価なものとなり、投機目的、転売目的で売買され入居者は僅かという。
都民に還元されることもなしに、開発業者は笑いが止まらないほど儲け、都庁幹部も安泰の就職先確保と相なったわけだ。
緑もことごとく破壊されて行く。
神宮外苑再開発が止まらなければ、葛西臨海公園再開発や日比谷公園再開発での樹木伐採も止まらないことは間違いなく、浜離宮周辺も危うい。次は芝公園か?
一度、都の所有地が民間企業に売り払われれば、あるいは賃貸契約でも二度と都民のものには戻ることはないのだ。
6月14日の東京新聞には、おふざけが過ぎる東京都緑化基金の広告が載った。民有地の緑を増やすことを目的に、緑化工事や花壇づくりに助成するのだという。
基金だって原資は都民の税金だ。片っ端から樹木を伐採する開発事業ばかり促進させて、税金で花壇とはまさにマッチポンプ。
東京都が率先して開発企業と手を結んで進める開発ありきの姿勢を改めるべきだろう。都民をあまりにも馬鹿にしている。
蓮舫さんは、小池狸に釣られてもっと良く、もっと良くではなく、まずは小池都政を見直してくれ!
小池狸のもっと良くは、誰に良くなんだよ💢
今日の東京の最高気温は31度、最低気温は23度、晴れ時々曇りの予報です。
暑い週明けとなるようです。水分補給をお忘れなく、体調管理に気をつけて今週もなんとかお互いにやってまいりましょう。
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