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2024年5月19日日曜日

報道自由度70位の日本

東京新聞

日本の報道自由度ランキングがまた下がって70位。

先進7カ国で最下位であるのは言うまでもなく、アジアでも台湾、韓国より下位でタイより上位だ。

それはそうだろう。
官房機密費から 、政治評論家たちに大金を渡し、大手新聞社のトップたちが首相と会食を重ねる。
首相の記者会見では、官邸お気に入りの報道機関記者が質問指名される機会が格段に多いと言う歪んだものになっているのだから。
東京新聞2023年7月30日

おまけに、戦前回帰のごとく共謀罪や特定機密保護法、土地利用規制法、つい先日成立した重要経済安保情報保護法もますます報道の自由を奪い、報道機関を萎縮させていくことは確実だ。

東京新聞4月2日

 最近驚いたのは3月末に起きた大阪万博会場工事でメタンガス爆発でトイレ1階の30坪(およそ100m2)が破損した事故が実はあまり報道されていなかったと言う話。

この事故について万博協会は会見を行なっていない。万博会場は元々ゴミの埋立地で、多くの有害物質(PCB、ダイオキシン、アスベスト等)も埋められてメタンガスが常時発生していることは、SNS番組で報じられ、国会でも社民党の福島議員やれいわの大石議員が危険性を指摘して、万博中止を訴えていた。けれど、マスコミはスルー、工事中に事故が起きてもスルーだ。

なにより万博担当大臣で医師でもある自見英子大臣が万博会場視察に赴いて、現場には入らないことに私は疑問を抱いていた。離れた高層ビルから現地を眺めるだけにとどめていたのだ。理由は、休日で工事が行われていないからというが、休日だからこそ工事の邪魔にならず現場を視察できるのではないか。医師である自見大臣はどうして、現場に足を踏み入れないのだろう。


 こんな日本で、頼もしい存在がいることを知った。1人で中学生新聞を立ち上げた川中だいじさんだ。西谷文和さんの路上のラジオにゲスト出演して、川中さんの話に聞き入ってしまった。聞く前は、こ生意気な小僧に違いないと思ったけれど、実に素直な視点で伸びやかに社会の問題を語るのだ。

この度は黄金週間にアークタイムズに出演した 川中だいじさんの話を是非とも聞いてください。大人でも知らなかったこと、素直におかしいと指摘する力に敬服させられます。

 GWスペシャルライブ川中だいじさん×尾形聡彦さん×望月衣塑子さん

大人と子供で考える、万博・自民裏金と選挙・「報道日本は70位」のなぜ ←こちらをクリック

かつて民主党鳩山政権の時代は報道の自由度が11位と言うこともあった。自民党政権に戻ってみるみる転落、今や独裁国家並みに。

 

政治評論家など識者や記者をカネで買収する
自民党政権を終わりにして、
報道の自由が守られるように
政権交代を実現させましょう。

 

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