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2024年5月16日木曜日

崩壊寸前の介護保険 介護問題を抱える方必見!

東京新聞5月15日

新聞の1面に踊った介護保険料過去最高の文字。

東京で平均6320円と言うけれど、とても年金で暮らせない生活でも約1万円の月額負担なので信じがたい思いでいる。

同時に、訪問介護の報酬が削減されることとなった。訪問介護事業者の深刻な人手不足に拍車がかかり、相当数の訪問介護事業者が廃業に追い込まれることが予想されている。

東京新聞2月16日

厚労省は、高齢者介護施策についてどうするつもりなのだろう。

ゴールドプラン、新ゴールドプランと銘打って施設整備を促進させた後、
箱物整備は金がかかるし、地方のいわゆる僻地では入所者が埋まらなくなるなどもあり、在宅介護へと舵を切って久しい。
今回、訪問介護報酬を削減したのは、いわゆるサ高住(介護付き高齢者向け住宅)が収益を上げていることから、それを基準に削減したと言う。高齢者住宅では、ヘルパーさんが移動なしに介護サービスを提供できる点で地域を支える介護事業者とは大きく異なる。
高額な入居金、月額利用料約40万円というSOMPOケア老人ホームなどの収益率を基にしたのだと言うのだ。

つまり、介護報酬は切り下げが前提だったということだ。
訪問介護事業者の多くが零細事業者で、1軒1軒回ってサポートしている事業者が収益率が低いことは厚労省は百も承知しているはず。介護報酬を下げよと言う(政府、財務省の)大命題のために、零細事業者は排除して参考数値としたに違いない。
 
地域の介護を支える介護事業者がなくなったら、一人暮らしの高齢者は 放置され、家族がいる高齢者は家族が離職をして介護するしかないのだ。
 
今夜は、このことを語ってくれた上野千鶴子さんのYouTube動画を是非ともご視聴ください。聞き手は、元朝日新聞記者でアークタイムズ編集長の尾形聡彦さん。
 アークタイムズ2024年5月8日配信
13日の国会でこの問題で武見厚労大臣を追及したのはれいわ新選組の大石あきこ議員だ。
これより前の予算審議でも 介護報酬の削減については、野党議員が猛反対した。介護職の給与が他産業に従事する者に比べて低賃金であること。低賃金でハードワークであることから人手不足が深刻であると。
これについて武見厚労大臣は、介護職の賃金も上がると豪語していた。
ところが、その武見大臣の答弁に根拠がないことが大石議員の追及で明らかになった。全産業での賃金が上がる推測によるものだったと。
仮に他産業の賃金が上がったとしても、介護職の賃金が取り残されてきたのが現状だ。
このすっとぼけに、れいわ新選組の大石あきこ議員が、データを基に追及したのだ。
大石あきこ議員のこの問題の質疑は15分程度、後半はワクチン副作用問題となっています。
是非ともYouTube動画をご視聴ください。
↑こちらをクリック





なぜ、切羽詰まった状況で
介護報酬を引き下げざるを得ないのでしょう。
爆発的に増やした防衛費のために
国民を棄てると言うことでしょう。
高額な介護保険料を支払い、
消費税を払い、
国民の生活支援はしない自公政権を終わりにしましょう。
政権交代を実現させるしかないでしょう。 




2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

92歳の母親介護中の身としては、たまらない状態になってます。
何とかしてほしいな❗ 怒りしかないよ。

あんこちゃん さんのコメント...

匿名さん
コメントありがとうございます。
介護報酬の引き上げは、利用者負担金の増額になりますから、予算配分を変えてほしいですよ。
米国からのトマホークの購入数を削減して、介護、障害者施設・事業者の人件費に当てて欲しいわけです。