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2022年12月27日火曜日

血眼になって1枚の領収書を探す


 
 探す、探す、血眼になって私は探す。
1枚の領収書を私は昨夜一晩中探した。
 
月初に通院した病院の領収書がないのだ。
年が明ければ間も無く確定申告の作業に入らなければならない。
たとえ僅かでも、支払った税金の医療費の還付を請求するには、領収書が必要だ。

つい先日新聞に関係者の言葉として、難病患者は医療費の負担がないと記されていたけれど、冗談じゃない。

難病患者の医療費が2割負担となって久しい。
働くことができない私にはかなりの負担だ。
月初に病院に支払った金額はおよそ7000円だった。
それに値上がりしたタクシー代がずしり、往復で4000円に及んだ。
私は付き添いを頼まずに済んでいるので、付き添い代がかからないのがせめてもだ。
難病患者でフルに働くことができる人は病気にもよるが僅かだろう。
今や、夫の給料は独り分の生活費だ。妻や子供を養うことができるほどに会社が給料を支払ったのは、かつて日本が豊かだった時代のこと。
 
 今だに領収書は見付からず、病院に電話して尋ねたら再発行には500円かかるという。500円・・・
かくして年末年始、私は領収書一枚を必死に探すこととなった。
 
置地廣場

 
 そんな中、秋葉復興大臣の交代?が報じられた。
秋葉大臣にも「政治とカネ」を巡る疑惑がいくつあったろうか。
選挙運動影武者疑惑、旧統一教会会費支払いの件、旧統一教会イベント出席挨拶していた件、衆院選で公設秘書に選挙運動の報酬を支払っていた件、関連政治団体が事務所の賃料を妻と母親に1500万円支払っていた件、あまりに遅きに失した更迭だろう。
実際に更迭されれば、不祥事による閣僚辞任は4人目となる。
そこで思い出したのは辞任3人目の寺田前総務大臣。寺田氏の関係政治団体宛の領収書11枚の筆跡が酷似しており、偽造が疑われたこと。
 
仮に領収書を偽造すれば 、有印私文書変造罪で懲役刑もあり得る罪になるのだ。

さらに、領収書と言えば岸田総理自身も宛名が空白の領収書が100枚以上に及ぶなど領収書問題で11月に刑事告発された。

昨年10月の衆院選で岸田総理の後援会が広島県選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」に添付した領収書の不備は、

ただし書きが空白の領収書は98枚(計約106万円分)、
宛名が空白だったものは141枚(計約58万円分)、
両方とも空白だったものは94枚(計約9万5千円分)あったと言う。

 岸田総理は、取引内容を明示するただし書きを一部で記載していない不備があったと認めたが、支出そのものについては「適正であると確認している」と強調した。

下々の 国民については、どんなに適正を強調しても、
支払った者の氏名、それを受領した側の医療機関の名称と所在地、内容が医療費であることが何一つ漏れなく明記されているものでなければ領収書として税務署が認めてはくれやしないのだ。

さあ、今夜も1枚の領収書の創作だ、いやいや捜索だ。

巷では秋葉はとっくに落下して今は枯れ枝のみ

 ブログ記載で秋葉前大臣の関連政治団体事務所の賃料が母親と妻に支払われていた1500万円の金額について12月27日の一部報道では1400万円と記されています。どちらが正しいのか明らかになりましたら、追記致します。

 

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