断捨離の行方

ついにゴミ屋敷となった我が家だ。
木曜日の晩に埼玉県境まで行って引き取った荷物は予想を超えた。
家の入退室もままならない、玄関はもとより、
小さな部屋一つは完全に塞がって、トイレやお風呂の扉も開けるのもやっとだ。
収まりきらず外にも置いた。
もともとゴミ屋敷っぽかった。
今回の件で完全にゴミ屋敷となった。

友人の手前、今月の断捨離ノルマ一つは既に済ませていたのに。
化石化していた冷凍の鱈の切り身２切れ、２０１１年５月のを断腸の思いで捨てたのだ。
そんな切り身の何百倍になるだろう今回引き取った荷物。
スポーツバッグ一つだけは、詰め替え作業でなんとか無くすことができた。
しかし、男子高校生サッカー部合宿２０日分というような大きなバッグもあるし、テレビやその他大きな物もでーん、でーんだ。
バッグに入っていたほぼ新品のラジオを出して、高校講座古文や英会話を聞いて重なるいろいろな憂鬱を紛してみたりしている。
私と荷物を運んでくれたNPO法人の移送サービスで、来週はチベットと言われる地にこれらを運ぶ予定だ。
しかしこの度もウチの荷物が増えるに違いない。
なぜならこのラジオとテレビは残すに違いないから。
荷物を引き取った日に食したロイヤルホストのストロベリーショートケーキは、ケーキに挟まったいちごがフローズンだった。
積載も運転もかれこれ６年お世話になっているNPO法人の方がやってくれたのに、とてつもなく疲労してフローズン状態の今日この頃です。
　友人の手前、これからの断捨離をどうしようか。