週刊新潮のむきだしの差別コラム。
LGBTカップルは生産性がないなどと記した寄稿文を掲載し、さらにそれを擁護する特集を組んだ新潮45が事実上廃刊に追い込まれてから7年が経つ。
またしてもの新潮社。
確信犯だ。
今回は、7月31日号の高山正之氏の連載コラム「変見自在」タイトル「創氏改名2.0」
外国にルーツのある人を複数人名指しし、事実とは異なる日本国籍の取得が容易いなどと記したほか、日本を批判するなら日本名を使うななど攻撃の言葉を並べている。
新潮社は、レイシスト向けの出版社としての立ち位置を明確にしたということだろう。
売り上げなどのために。
と、ここで言葉を失うのが凡人だ。
しかし、出版社が差別を煽動することを許して良いはずがない。
作家、漫画家、音楽プロデューサーなど文化人が抗議の声を上げた。
それぞれの抗議文で、今回の問題点があらゆる角度から詳らかにされ、また正すための導きになっている。
それを辛淑玉さんがのりこえねっと(YouTube番組)で音読してくれました。
是非ともご視聴ください。
のりこえねっと
新潮社事件簿No.1 「創氏改名2.0」事件 ←こちらをクリック
抗議文(敬称略)
外村大 00:19:05
山内マリコ
芦沢央
斎藤真理子
沖野修也00:27:55
東村アキコ
柚木麻子
吉川トリコ
隠岐さや香
松尾潔00:33:22
柴田優呼
高井ゆと里
田中優子
荒井香織
太田啓子00:40:42
碧月はる
天野潤平
石原然
小山田浩子
温又柔 00:51:15
梶原阿貴
木村友佑
くるみざわしん
小池陽慈
さいきまこ01:01:49
高島鈴
武田砂鉄
寺地はるな
中上紀
中沢けい01:06:13
中島京子
北条勝貴
星野智幸
安田菜津紀
ヤンヨンヒ01:11:59
増山実
村山由佳
白尾悠
桐野夏生
安堂ホセ01:18:20
アルテイシア
五十嵐大
連名による抗議文 01:26:48
松尾潔さんの抗議文で思い出した。新潮文庫キャンペーンがあったこと。キャンペーンに起用された桃井かおりさんのブックカバーが鮮明に蘇る。赤いルージュのふっくらした唇、ボブカットの桃井かおりさん。中学時代、高校時代夢中になって文学小説を読み漁った。実家には今だにおそらく200冊以上の新潮文庫が置いてある。
そして、この差別コラムが犬笛であることは間違いない。兵庫県の事例を思うと、名指しされた人たちへの攻撃がとても心配だ。今も続く兵庫県のその惨事が明るみになっている中で、新潮社がそれを想像できなかったはずはない。
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